第6話 詮索…

あの、虚偽の日から2日

私はあの場所に行っていない。

理由は明確

彼女に会いたくなかった、いや、

あって、あの日のことを詮索されるのが怖かったのだ。


プルルルル、プルル

ピっ

「もしもし、たまには帰ってきたら、

家が嫌なのかわからないけど一花がパパに会いたいってうるさくて…」

妻からだ

「わかった、そうするよ」

「あ、帰るなら帰りラインするからそれを買ってきて」

「わかった…」

ピっ


妻とはそんな話しかしないのだ


家路に着く。


いつたら買い物をするスーパーにより

買い物をする

今日は多分カレーなのだろう



買い物していると

「ねえ、」

その瞬間、全ての時間が止まった感覚だ。


「ゆうか…さん」

「やっと会えた、最近難波おらんじゃろ、

探したのにおらんけぇ、心配したんよ」

「最近飲み会とかないから…」

「ねえ、テル番交換しようや

なんかあったら連絡できるように」

「いや、それは…」

「ええじゃんか、ほら、携帯出して」

「あ、あぁ」

「よっしゃー、これで客おらんかったら連絡しよーw」

時が流れ出した。


家に着き扉や開ける

「パパー」

「ただいまー元気だったかー?いい子だったかー?」

「うんw」

ガチャ

「おかえり、早くして、カレー作れないじゃん」

妻から指摘を受け、

二人でリビングに入る。


夜ご飯を家族で食べ、一花と遊び、寝かしつける。


夫婦2人でリビングにいる

会話はない…

少し、気まずい…


その時だ

プルルルル、プルルルル

電話が鳴る…

「もしもし…」

「あ、ゆうかだけど

ごめん、助けて…怖い人に絡まれて、

殴られそうなんよ…」

なぜ、そうしたのかわからないが

私は答えた…

「待ってろすぐいく、どこだ?」

「パチ屋のビルの前」

すぐに向かう準備をしていると

「どこいくの?」

妻から能天気な態度で話しかけられてイラつきながらも、

「春馬が少しやばい、すぐにいく」

「はぁ?、まあいいわ、帰りアイス買ってきて」

能天気に応えられる爆発しそうだが、

「わかった」

すぐに車に乗り、すぐ向かった。


割とゆうかはすぐに見つかった…

ゆうかの周りには三人の男性がいた

話を聞く前に動いてしまった。


10秒もかからなかった。

その時は助けるしか考えてなかったが、

その後、私はミスに気づいた。

ゆうかの前で仕事と同じことをしたのだ。


「やっぱり、少し探ってみてよかった」

ゆうかが微笑みながら、言った

「何がしたい?」

「こっちが質問する、あなた何者?」

「俺は…」

「まあ、場所変えよ」

詮索されているとわからず

私は、またミスをしたのだ…

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