宮殿

 女の子とうちは、宮殿の前に来てた。


 「わたし宮殿から黙って飛びだしちゃったから、そ〜っと入ってね」

 女の子は、うちの手を優しくギュッと握りしめて、うちのことひっぱりながら宮殿に入って行く。

 「そっと、しずかにね」

ふたりで、そ〜っと女の子の部屋に。

 めっちゃ可愛い部屋だあ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る