第14話:結 - 年明けの決意とトイレパニックの再来!
初詣を終えたハルカたち2年B組のクラスメイトたちは、神社近くの広場で新年のお祝いを楽しんでいた。広場には提灯が灯り、雪がチラチラと降り始め、地面には薄っすらと雪が積もっている。クラスメイトたちは温かい飲み物を手に、たこ焼きや焼きそばをつまみながら新年の挨拶を交わしていた。ハルカはコートにマフラーを巻き、クリスマスパーティーからつけっぱなしのサンタ帽を被ったまま、意気込んでいた。
「今年はトイレパニックしない! おしっこ我慢、卒業する!」
ハルカは新年の決意を新たに、クラスメイトたちと一緒に「明けましておめでとう!」と叫ぶ。だが、その直後、広場で振る舞われた温かい甘酒を3杯も飲んでしまったせいで、彼女の膀胱がピンチに。ハルカの顔が一変した。
「うっ…! やばい…! トイレ…! 新年早々パニックはまずい! 膀胱、限界…!」
ハルカは膝をガクガクさせながら、仮設トイレへ猛ダッシュ。だが、雪が降る中で地面が滑りやすく、ハルカは走る途中で足を滑らせて転びそうに。咄嗟に近くにいたケントがハルカを支えるが、勢い余って二人は抱きつく形に。ハルカのコートがめくれ上がり、ケントの手に彼女の太ももが触れてしまう。
「佐藤、離れろ! どこ触ってんだ!」
「触ってない! 新年パニックのせいだもん! おしっこ我慢、限界なのに…!」
ケントは顔を真っ赤にしてそっぽを向くが、ハルカはさらに慌ててコートを直す。そこへ、近くでたこ焼きを食べていたクラスメイトたちが「何!?」「ハルカ、コートめくれ!」「ケント、ラッキースケベ!」「新年早々密着!」と大爆笑。ミキが「ハルカ、新年ラッキースケベ! 動画撮っちゃった!」と叫び、ハルカは「ミキ、消して! 私の新年人生、終わる!」と絶叫。
なんとか仮設トイレにたどり着いたハルカだが、トイレは新年のお祝いで混雑しており、列ができている。ハルカは膝を震わせながら「トイレの神様、新年早々試練なの!? おしっこ我慢、もう無理…!」と叫ぶ。列の隣に並んだミキが、ニヤニヤしながら絡む。
「ハルカ、新年早々おしっこパニック! 漏らしちゃう? 動画撮っちゃうよ!」
「ミキ、黙れ! 漏らさないもん! でも…膀胱が…爆発する…!」
ハルカが叫びながら膝を震わせる姿に、列に並ぶ観光客が「頑張れ!」「新年パニック、面白いね」と笑いながら見守る。なんとかトイレを済ませたハルカは、「生きてる…! トイレの神様、ありがとう! おしっこ我慢、辛かった…!」と叫びながら広場に戻る。
だが、急いで出てきたハルカ、サンタ帽が雪で濡れてしまい、ケントの近くを通る際に帽子がポロリと落ちてしまう。ケントが帽子を拾ってハルカに近づき、彼女の頭に被せようとするが、その瞬間、雪で滑ったハルカが再びケントに倒れ込む。サンタ帽がケントの顔にくっつき、ハルカのコートがめくれ、ケントの手に彼女の腰が触れるラッキースケベハプニング。
「うわっ! ケント、ごめん! サンタ帽が…!」
「佐藤、離れろ! ったく…サンタ帽、濡れてる! 腰も…!」
「腰って言うな! 新年パニックのせいだもん!」
二人がもつれ合う姿に、クラスメイトたちが「ハルカとケント、密着!」「新年ラブコメ!」「サンタ帽ハプニング!」とざわつく。ミキが「ハルカ、ケントと新年デート! 密着シーンまで見ちゃった! ラブコメ最高!」とからかうが、ハルカは「デートじゃない! ミキ、黙れ! おしっこパニックのせいだもん!」と叫ぶ。
ケントがサンタ帽を直してやり、ハルカは「ケント、ありがとう…! 新年も助けてくれて…」と感謝を伝える。「めんどくさいだけだ。次はお前が自分でなんとかしろよ」とケントはそっぽを向く。クラスメイトたちが「ケント、ヒーロー!」「ハルカ、新年の妖精!」と囃し立てる中、ハルカは「今年はおしっこパニックしないって決めたのに…!」と嘆く。
広場では新年のお祝いが続き、みんなで雪の中でダンスをしたり、屋台のたこ焼きを食べたりと賑やかに過ごす。ハルカは温かい甘酒を手にしながら呟いた。「新年、楽しかった…。でも、おしっこパニック多すぎ…。ケント、いつも助けてくれてありがと…」
ミキが「ハルカ、次はおしっこパニック期待してるよ! 新年早々最高!」と笑いながら言うと、ハルカは「絶対パニックしない!」と叫び返す。新年は、クラスの賑やかな笑い声と共にスタートした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます