第十一場面への応援コメント
> 透は目を閉じ、心に舞い落ち、湧き上がる感情に注意を向けた。悲しみ、喪失感、哀悼あいとう、労い、祝福、安寧への祈り、見送り、別れの覚悟、再会への希望。言語化されぬ様々の思いが透の胸には浮かんでいた。透はそれらをひとつひとつ研磨し、目を開けると空へ上るクジラの霧を見据えた。思い届けと思念水を胸いっぱいに吸い込み、口を開けることなく叫んだ。
もしもこんなことができたなら。
感受性も無限の多彩な広がりを、狭めず受け入れることができたなら。
どんな物語も、思いのままに紡ぐことができますね。
透さん、ボーッとしているように見せかけて天才ですわ。
作者からの返信
コメントありがとうございます。透の様に思いを狭めずに受け入れられ、思ったままに表出することができれば素敵だなあと思います。
透さんはきっと天才さん! かもしれません。
最終場面への応援コメント
忘れし夢の名残かな雲遥かなり空ゆく鯨
なんともいえない後味は、哀しい余韻と寂しさでした。
加美沢さんは神の透視者かもしれない。
作者からの返信
最後までお読みいただきありがとうございました。
たった一日の不思議な出来事は思い返そうとしても思いだせないのですが、そこに愛おしさのようなものがあるのではないかとこんな物語を書いてみました。
透はその透明な心で人間には届き得ない存在とコンタクトを取ったのでありました。確かに神の透視者と言えるかもしれませんね。