毒親ってなんなん? いい親ってなんなん?

月兎アリス/月兎愛麗絲@後宮奇芸師

第1話 『毒親』

 あることがあって、久々に胸糞悪いエッセイを書いている月兎つきうさぎアリス(=吾輩)は、書きながら、ふと思いました。


 毒親とはなにか。


 いろいろな診断テストを行なっても、あなたの親は毒親だった、あなたは毒親に育てられた、という結果が出ますが、はっきり言ってそれきりです。

 なぜなら、話せる相手がいないから。


 極端な話、この結果を親には話せませんよね?

 親御様の方々は、我が子が「自分の親は毒親だったって結果出た」なんて言われたら、どう思いますかって話。

 まして、本人からすれば、話す相手は『毒親』です。


 毒親、毒親、と言われ続けると、なんか、ゲシュタルト崩壊をしてくるので、簡単に説明すると、子供に害悪な育て方をする親を指します。


 愛しすぎて、甘やかす。わがままな子になってしまう。

 放任主義すぎて、放っとく。自信のない子が育ってしまう。

 過保護すぎて、支配する。自分から動けない子になってしまう。


 我が子には、そんな子供に育ってほしくないですよね。

 でも、育ってほしいと思っても無駄です。だって、子供は、自分じゃ育ちませんから。親が育てなければ、育ちません。

 親がどう育てるかの問題です。


 子供の立場から言わせていただくと、親ガチャっていうのは本当です。

 元々の気質がしっかりした子と甘えん坊の子がいたとして、親が『甘やかしがち』な人なら、可愛く見えるのはどっちかという問題です。

(たとえば、クレハ様作の小説『鬼の花嫁』。自立した子は柚子、甘えん坊の子は花梨に当たり、二人の親は甘やかしがちタイプだったんでしょう)。


 では、吾輩の親は、毒親か、否か。

 察しているかとは思いますが、二千文字は超えるので、次エピソードで語らせていただきます。

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