人に優しくすることは本来素晴らしいはずなのに、その心さえも食い物にしようとする死ナプスが恐ろしい…。キャラクターの決意する場面は、とても強い引き込み力がありました。
信念の強さが胸を打つエピソードでした。璃花の「本来報われるべき人が報われないことは許せない」という言葉と、それを貫く姿勢がとても印象的です。神谷とのやりとりも緊張感がありつつ、互いに相手の思いを尊重し合う空気が漂い、物語が新しい段階に進む予感を感じさせます。決意を新たにした璃花が、これからどんな戦いに挑むのか。ラストの静かな誓いが、読後に余韻を残します。「これから始まる透明人間・璃花の物語」、続きが楽しみになる一話です。ChatGPT に質問する
「立川璃花さん、あなたにお願いしたいことがある」——突然“透明人間”にされてしまった璃花が、尋常じゃない運命を背負わされる幕開けに息を飲みました!そして、姿を消した彼女の“鍵”はやはり『声』。それを武器に“死ナプス”を倒していく展開は、まさに爽快感あり!声の力で人の心を救うという設定に、じんわり胸を打たれました 。
透明化という突飛な展開を、見事に日常と地続きに描いた構成力がある作品。主人公・璃花の等身大の戸惑いと怒り、不安に寄り添うような視点が魅力的で、神谷の不気味な存在感と影武者エスの明るさが対比を感じさせてくれます。非現実が現実に食い込んでくるテンポ感が心地よく、サクサク読めます!!続きが非常に楽しみです。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(284文字)
主人公が、自分の声を使って、シナプスを倒していく。爽快感があって良い物語でした。