チャクラは届くのに、声は届かない ― 愛と麺の三叉路
【Episode:遥ちゃん、次なる旋風】
・開発メニュー:“オーガニック麺道チャクラヌードル(低糖質・香草入り)”
・ターゲット:健康志向女子/note女子/自己肯定感低下民
・ネーミング案(西園寺提案):「ヘルシー波動パスタ」→即却下
遥ちゃん:「ちゃんと“ヌードル”って言った方が“ラーメン”っぽくなくて、
女の人が注文しやすいと思うんです」
西園寺:「それ…**第6チャクラに直撃した。**採用。」
口コミ爆増、女性来店比率48%にUP!
SNSで「チャクララーメン=映え健康食」認定。
遥ちゃん店舗、3店舗目OPEN(東京・代官山)。
西園寺(note更新):
『スープが恋を冷まし、メニューが距離を縮めた日』
僕の作る味は、彼女の提案で“届く味”に変わった。
だけど、ナツミとの夜は、
なんだか、
“再加熱できないスープ”みたいだった。
【ナツミとの現在】
・本店にはあまり顔を出さなくなった
・noteを読んではいるが、“いいね”はつかなくなった
・夜の会話が短くなる
・スパイスの香りが懐かしさに変わり始める
ナツミ:「最近、あなたのnote…“遥ちゃん”多いね」
西園寺:「……いや、でも、それは…」
ナツミ:「うん、大丈夫。あなたの言葉が必要なのは、今の彼女なんだと思う」
※静かにラーメン鉢を拭いて立ち去るナツミ
【note更新(公開から24時間でコメント爆増)】
タイトル:
『スープは冷めても、noteは煮える ― 僕のチャクラが、ひとつ消えた夜』
ナツミの言葉は、
“香辛料が効きすぎたラーメン”みたいに、
胃に来る。
遥ちゃんといる時間が増えるほど、
君とのスープが、ぬるく感じてしまった。
でも、気づいてた。
僕の丼から、彼女は一滴ずつ離れていたってこと。
タグ:#チャクラの不均衡 #遥ちゃんは波動が強すぎる #ナツミは味が深かったのに #noteが謝罪文になっている件
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