第20話 創作の女神の降ろし方

さあ、新しい内容を考えていこう!


そんなネタがようやく浮かんだ時、主人公のキャラクター像はほぼ同時に固まっていた。

内容と主人公のキャラクター造形がほぼほぼイコールだったからというのもある。


そうなると、今までの行き詰まりが嘘のように、様々なアイデアがドバドバと溢れ出してくる。

それこそ、洪水のように。


たまに作家さんや漫画家さんが「創作の女神が降りてくる」みたいなことを言う瞬間のことなんだろう。


創作に少しでも関わったことのある方なら、きっとこの感覚はわかっていただけるんじゃないだろうか。

まるで熱に浮かされたような、頭の中がぐるぐると高速回転をはじめる、あの感じだ。


> 「この展開、読者の意表を突けるぞ」

> 「このシーン、今まで誰も見たことないだろうな」

> 「いや、こっちの展開にした方がもっと盛り上がるかも?」


そんな風に、アイデアが次々に連鎖反応を起こしていく。


この時間が、実は創作活動の中で一番楽しい。

創作を続ける理由の半分くらいは、この瞬間をまた味わいたいからだと思う。


ただ、冷静に振り返ると、ほとんどは「妄想がはかどっているだけ」だったりもする。

でも、それでもいい。この妄想の快感は何にも代えがたい。


ちなみに今回の「洪水」が訪れたのは、仕事で煮詰まってぼーっとしていた昼下がりだった。

最悪なタイミングだ。


案の定、アイデアに意識を持っていかれすぎて、目の前のタスクはちっとも進まない。

気がつけば、頭の中は小説の世界のことばかり──。


それでもなんとか自制して、第一話の流れだけざっくりメモを残し、その日は妄想をいったん中断した。

現実は現実、仕事は仕事。創作は、時間を工夫して捻出しなければ続かない。


というわけで、次回は「仕事をしながら、どうやって創作の時間を作るか?」について書いてみたい。


*************


ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。



良いアイデアが生まれつながった時のまさに雷が落ちた時のような快感。

あの快感は他のどんな遊びやスポーツでも生まれない特殊な感覚です。



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応援していただけると、次の話も頑張って書けます。


どうか、気が向いたときにでもよろしくお願いします

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