旅開始の日(こうき視点)

カオスランド暦792年、今日は7月7日、僕こうきの十五歳の誕生日、子供の頃から決めていた、何のスギルが持っていても、必ず旅に出て、たくさんな人と出会い、いろんな国を見て、楽しく生きることを決めたんだ!


今日は朝4時起きて準備を開始したが、準備中の時の声が大きかったから、一緒に住んでいる幼馴染みのお姉さんが起きて、僕のところへきた


「うん~はぁ~ こうき、もう起きたの?早いわね、ほんとに旅が楽しみのようだね、まぁ、いずれこの日が来るの知ってるけど、でもお姉さんは心配だな、やっばりずっとお姉さんと暮らそう」


僕の前に現れたのは起きたあと伸びをしている、タンクトップと短パンをきて、だらしない格好している青い髪のお姉さん、名前はリリカ、僕より二歳年上の姉さん、リリカは俺と同じ孤児だった、一緒にシンジ村の孤児院に住み、育て上げた、今リリカが前の院長の代わりに孤児院の院長を務めている、ちなみにリリカの初スキルは占いです


「リリカ姉、 おはよう! 当然わくわくしてるよ、僕子供の頃からずっと旅にでたいから、だからリリカ姉と孤児院のみんなと別れるのは寂しいけど、やっぱり行きたいよ! 」


「そうだね、お姉さん寂しいけど、旅の安全を祈って送るよ、あとでスキルの鑑定するから、楽しみにしてね。」


「うん!リリカ姉、あとの鑑定はよろしく」


リリカ姉は当時スキル占い持ってることを知ったあと、すぐに修行し、アイデンティティースキル占い師を獲得した、占い師スキルには鑑定のスキルが含めている、だから今のリリカ姉はシンジ村のスキル鑑定の仕事もしている


数時間後、正午になって、いよいよ僕のスキル鑑定の時間がきた、人間族は15歳前で初スキルを獲得するので、基本全員15歳になった日はじめてスキルを鑑定することになった


「こうき!こっちよ~ お姉さんのところにおいでおいで~」


僕を呼んだのはリリカ姉、この後僕のスキルを鑑定する人


「うん!頼みます、リリカ姉!」

「なになに~ こうき緊張してるの~ 大丈夫よ、姉さんにまかせてね」

「緊張するよ、ずっと楽しみしているから」

「ふふ、そうね、じゃ早速始めようか、こうき」


こう言った後、リリカ姉はガラス玉を机の上に置き、両手をその上に置き、魔力を注いだ、そうしたすぐ蒼い光が見えた、そしてリリカ姉は驚いた顔をした


「どうしたのリリカ姉、何でそんな顔してるの、もしかして僕のスキルは凄いスキルなのか?」


興奮している僕はいろんな妄想をした、もしかして僕のスキルは何かのチートスキルなのか、期待だな


「こうき、君のスキルは鑑定した、落ち着いて聴いてほしい、こうきのスキルは...」

「僕のスキルは!?」

「幸運だ」

「えっ?こううん?えっ」

「文字通り、こうきは幸運のスキルを持っているよ、LUKの数値が大幅上昇する、まぁLUKの数値は今でもまだまだ謎が多いだから、お姉さんも具体的にLUKが高いのは良いのか悪いのかは知らないし」

「それっで、つまり」

「ハズレ....かも」

リリカ姉は苦笑いしながらそう言った、そして僕はちょっとガッカリした

「まじか」

「でもこうきは他にもひとつスキルあるよ、多分初スキル獲得した後で獲得したね、 えっとどれどれ、棒術...よかったねこうき!」


僕を慰めたいリリカ姉を見て、ありがとうが言いたいけど、フォーロになってないよリリカ姉って思いながら、心の中に苦笑いした


でも、棒術かぁ、この日のために毎日棒で戦う練習したから、獲得したのかな、これで例えモンスターに遭遇しても戦える、不幸中の幸いなのか


そう思う時、他の村人がこっそり騒いでる、多分僕のスキルが仕事に役に立たないからどうしようかと思っているだろう


村のみんなは昔から僕たち孤児を世話するから、いい人だちだって知ってるけど、やっぱりガッカリしたのかな、そう思う時、村にいるロロお婆ちゃんが話しかけた


「こうきちゃん、大丈夫かい?旅したいじゃろう、危ないかもしれないよ?」


えっ、ガッカリじゃなく、もしかしてみんな心配してるかな


「こうき、村に残っていいんだぜ、うちのパン屋で働いていいぞ」「こうきくん、心配するね、大丈夫かしら」「こうき兄ちゃん、村出るの?いやだいやだいやだ!」


みんなの言葉を聴いて、ちょっと涙がでちゃいそうな、改めて僕本当にこの村の一員で幸運だと実感した、幸運のスキルもう悪くないと思った


「みんな!心配してくれてありがとう!でもやっぱ旅にでたい、みんなに約束する、いつか絶対戻ってくるから、その時僕の冒険話を聴いてほしい」


そう言いながら、故郷から旅立つの寂しさとみんなの優しさ感じたから、涙が落ちた


「そう言うと思った、こうき、はい荷物、寂しいけど、最後に姉さんがこうきの旅を占って見よう」


リリカ姉が言った後、またガラス玉に魔力を注いだ


「こうき、君はこの旅でいろんな人と出会い、特に変な人とは、縁があるらしい、楽しいこともあるけど、悲しいこともある、お姉さんは信じる、こうきなら乗り越えるだろう、だから頑張って」


リリカ姉のいきなりの笑顔を見て、ドキッとした、そして占いの礼を言った後、皮製の防具を着て、旅の道具が揃ったバックパックを背負い、村の鍛冶師さんからもらった鉄棒を持って、旅たった


*

こうき

STR:20 DEX:75%

VIT:25(+4) AGI:20

MP:10. INT:10

LUK:60(+20)

EQUIPMENT:

皮製のジャケット

皮製の手袋

皮製のベルト

皮製の靴

SKILL:

幸運LV.2

棒術LV.1

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