花冷えの日

増田朋美

花冷えの日

なんだか花冷えというか、春なのに寒くて嫌だなと思われる時期であった。それでもなんとかやっているという日々が続いていた。そんな日々を誰かが褒めてくれていたら、どんなに嬉しいだろうか。

その日、杉ちゃんたちはいつも通り製鉄所で水穂さんにご飯を食べさせようと、一生懸命になっていたところ。

「こんにちは。桂です。ちょっと相談がございましてこさせてもらいました。実は、彼女のピアノのことで相談なんですが。」

そう言いながら桂浩二くんが、一人の女性を連れてやってきた。まだ30代くらいの若い女性で、ピアノを習っていて、曲をWebサイトにのせる仕事をしているという。

「お嬢さんお名前は?」

杉ちゃんが言うと、

「小柳朝子。朝昼晩の朝と書いて朝子です。」

と、彼女は答えた。

「それで、今回の相談っていうのは?」

杉ちゃんの口調に、小柳さんはちょっと怖がった顔をしたが、

「大丈夫です。みんな悪い人ではありませんから。」

と、水穂さんが優しく言った。

「それよりも、さっさと相談内容を言ってみてくれ。」

杉ちゃんがそう言うと、

「はい、じつはですね。彼女のピアノが今日故障してしまいましてね。修理するのに、部品の調達が間に合わなくて、一ヶ月ほどかかってしまうということですから、右城先生のピアノを貸していただけないかと思いましてね。あ、もちろんお金は払いますよ。」

と、浩二くんが言った。

「そうですか。今のところ大丈夫ですけど、修理に一ヶ月かかるのが気になります。メーカーはどこでしょう?」

「ヤマハとか、カワイとか、そういうよくあるメーカーではないってことだよな?」

水穂さんがそう言うと、杉ちゃんが口を挟んだ。

「はい、ベーゼンドルファーなんです。もう製造されてない古いピアノなので。まあ、車と一緒ですよね。外国の高級車を買うと、部品が手に入らないとか、言われるでしょう?」

「まあ、そういうことはあるな。」

浩二くんの説明にまた杉ちゃんが言った。

「こちらのピアノも、グロトリアンなので、あまり上級なピアノとはいい難いのですが、それでも良ければどうぞ。」

「ありがとうございます。右城先生。あたしも一生懸命練習しますから、少し貸してください。」

と、小柳朝子さんは、水穂さんに頭を下げた。

「それでお代はどうしましょうかね。先生のピアノを一応借りるわけですから、ある程度お金が必要ではありますね。」

浩二くんがそう言うと、

「いえ、大丈夫です。ベーゼンドルファーに比べたら、鳴りも悪いし、キーも重いのでお金は要りません。どうぞ使ってください。」

水穂さんは優しく言った。

「でも一応、グロトリアンだって、歴史あるピアノメーカーであるわけですから、お代は払わないと。」

浩二くんがそう言うと、

「使ってみれば、使いにくさがわかります。」

と、水穂さんは申し訳無さそうに言った。

「そうですかねえ。ベーゼンドルファーもグロトリアンも由緒正しいメーカーだと思うんですけどねえ。それは違うのかなあ?」

浩二くんはそういったのであるが、

「大丈夫ですよ。」

水穂さんはにこやかに笑った。

そういうわけで話は決まり、小柳朝子さんが、午後の一時から三時まで、ピアノを借りに製鉄所へ来訪するようになった。彼女はフォーレの即興曲3番を練習しているが、強弱の付け方が下手で、いつも叩きつけるような弾き方で弾いていた。とてもフォーレという感じではなく、ベートーベンのソナタを弾いているような感じであった。

「お前さんは。」

と、杉ちゃんが言った。

「もう少しタッチを軽くしたほうがいいなあ。」

「そうですか?私は指の先の頭の部分で弾くように習いましたけど?」

と話す、朝子さんに、

「それは古いタッチですね。昔のタッチというか、年配の方が良くするタッチですよね。ポリーニみたいな、打鍵のきついことで有名な人がよくやるんですよ。」

と、水穂さんは言った。

「そうなんですか。全然知りませんでした。昔のタッチなんてあるんですね。」

「ええ。今は、指の腹で弾くことが一般的で、きついタッチは好まれなくなってますよね。」

水穂さんがそう言うと、朝子さんはそうなんだという感じの顔をした。

「お前さんは音大は?」

と、杉ちゃんが聞いた。

「音大、どこか行ったの?」

「ええ、いきたかったんですけどね。いけませんでした。行く直前に精神状態を悪くしてしまいまして、それで行けなかったんです。」

と、小柳朝子さんは答える。

「じゃあ、音大の先生とか、そういう人に習ったことは?」

杉ちゃんが聞くと、

「高校まで習っていました。でも、音大の先生があんまりいい人ではなくて、そこで辞めてしまいました。」

と、彼女は答えた。

「本当に、中途半端な人生ですよね。あたしって。音大に行けたわけでも無ければ、どこかのコンクールに出たわけでもない。それなのに、ピアノをやりたくて、安い値段でいいから、今の仕事してる。」

「それでもいいんじゃないですか。完璧に自分の使命を成し遂げられる人はそうはいませんよ。みんなそれぞれいいところも悪いところもあり、それになにか文句言いながら、いきているんじゃないのかなと思います。」

水穂さんは、そう彼女に言った。

「あたし、こんな人間で生きていてもいいのかなって思うときがあるんです。答えは何もないですよね。ただ時間だけ虚しく過ぎていって、考えても考えても答えが出ない。」

「いやあそれでいいんだよ。答えが出る人間よりも出ない人間のほうが圧倒的に多いんだから。みんな若いときは大きな夢見てさ、それに失敗して世の中ってこんなもんかとわかって。あとは結婚して子孫を育てていくのが人間さ。誰でもそうなるもんよ。ときにはそういうことに失敗して、大損害を起こしてしまうやつもいる。僕みたいに歩けなくなるやつもね。」

杉ちゃんはカラカラと笑った。

「ただ、そこで大事なことは、生きているのはもう嫌だって、人生を放棄してしまうことはしないでほしいな。どんなに大損害しても、やっぱり、自分で自分のこと消しちまうのは良くないと思うよ。やっぱり、生まれたからには生きてやる、位のつもりでいかなくちゃね。」

「そうなんですか。あたしも人生、もうだめかと思ったんですけど、それでも生きていたほうがいいですかね。なんかもう、生きていても仕方ないと思ってましたけどね。」

小柳さんはそういうのであった。

「いやいや。生きているのを放棄してしまったら、これから来る楽しみも放棄しちまうことにならあ。生きていれば、幸せになれる可能性はあるよ。中途半端に生きてきたって言うけど、誰でもそうだから、あんまり気にしすぎるなよ。そんな大きなことしなくたっていいんだ。生きてるってことがすごいんだって多分そのうち分かるさ。」

そう二人が言い合っていると、いつの間にか水穂さんが、一人の男性を連れてきた。

「小柳さんも杉ちゃんもよく聞いて下さい。今日から製鉄所に新しい方が見えます。」

「あらあ、珍しいねえ。ここの利用者は女性が多いのだが、男性の方がここを利用したいなんて。」

杉ちゃんはすぐ言った。

「まあ、よくある話ですけど、ここを手伝いたいということで来てくださいました。最近では、看護師や保育士も、男性がなることは多いじゃないですか。そういうわけで彼も看護師の資格を持っているそうです。お名前は、」

水穂さんがそう言うと、

「松平信夫です。」

と、彼は答えた。

「変わった名前だなあ。でも、こういうところに若い男がいてもいいな。手伝いに着てくれたんだね。じゃあ、遠慮なくここで働いてもらおう。」

杉ちゃんが言った。特にどこかのテレビタレントに似ているとか、美形な男ではないけれど、なんだか魅力のある力の有りそうな男ではあった。

「ありがとうございます。何でも手伝いますので、お申し付けください。水穂さん、なにか手伝うことはありますか?」

と、信夫さんは早速そういった。

「いえ大丈夫です。今のところは。」

と、水穂さんがそう言うと、

「お体よくないと、聞きましたけれどね。」

と、信夫さんは言った。どうやら世話好きな男らしい。

「いえ大丈夫です。本当に自分のことは自分でできます。」

「変わったやつだなあ。世話好きな男なんて。」

杉ちゃんが口を挟んだ。

「ええ。だって世話をするのが俺の仕事ですからね。好き以上に、他人の世話をする仕事ですから、それが俺の役目。多少おせっかいに見えても、一生懸命手を出します。」

信夫さんは宣言するみたいに言った。

「そうなんだねえ。なんだか不思議やなあ。他人の世話をするやつは、だいたい女であることが多いんだが、男のお前さんが、そうやって手を出すなんてな。」

杉ちゃんが不思議そうに言った。

「いいじゃないですか。今の時代は、男女関係なく世話をする仕事につきたい人はたくさんいますよ。それで良いと思いますよ。」

水穂さんがにこやかに言った。確かに、保母を保育士とよんだり看護婦を看護師とよんだりするなど、男女どちらでも良いように名前を変えている時代でもあった。

「それじゃあ僕、水穂さんに御飯作ってくるわ。もうすぐ晩御飯の時間だからな。ベーゼンドルファーの持ち主も、もうすぐ三時だからお帰りの時間だよ。」

杉ちゃんがそう言うと、朝子さんは帰り支度を始めた。すると信夫さんが、

「じゃあ俺、富士駅まで送ります。」

と言った。バスの時間まで結構あったため、朝子さんは信夫さんに送ってもらうことになった。

「どうもすみません。わざわざ送っていただきまして。」

信夫さんの車に乗せてもらった、小柳朝子さんは言った。

「いやいや構いません。俺はどうせ、大したことできるわけでもないし、他人の世話をするしか役にたちませんからね。本当に、使ってくださって光栄です。」

信夫さんはにこやかに笑った。

「そうですか、随分謙虚な方ですね。なかなかそこまで謙虚な人は見たことないです。本当にありがとうございます。」

朝子さんはそう言ったが、

「いやあ、謙虚なんてそんなことありませんよ。俺は本当にたいしたことないんです。他人の世話をするのが好きなのと、料理が得意なのでこの仕事についたんですよ。」

と、信夫さんは言うのであった。

「へえ、料理ができるんですか。なにか得意なお料理はありますか?」

「ああ、そうですね。前に努めていた病院で、食事を作っていたんですが、和食のナスのみぞれ炒めみたいなのはよく作ってたなあ。患者さんから評判も良かったんですよ。」

「そうなんですか。なんだかすごいですね。あたしも教わってみたいくらいだわ。」

朝子さんがそう言うと、

「何なら、作ってみましょうか。俺、作るのは好きだから、言ってくれれば何でも作りますよ。なにか嫌いなものはありますか?それとも、水穂さんみたいに、我慢しなければならないものがあるとか?」

と、信夫さんは言った。

「特にありません。なんでも食べます。」

「そうですか。わかりました。そういうことなら、俺、皆さんのお昼食作ろうかな。ちょっと楽しみにしていてください。」

そう言い合っているうちに、二人は富士駅についた。

「ありがとうございました。今日は送ってくださって。」

朝子さんは車を降りて、信夫さんに頭を下げた。

「いえいえ、また何かありましたらお申し付けくださいね。」

「はいありがとうございます。」

二人はそう言い合ってその日は別れた。

翌日、小柳朝子さんがピアノを借りに製鉄所へやってくると、信夫さんが製鉄所の台所でなにか作っていた。杉ちゃんがそれを興味深そうに眺めていた。

「何を作っているのですか?」

朝子さんが聞くと、

「なんでもすいとんを作るんだって。水穂さんに食わせるんだ。栄養価もあって、腹持ちが良いと言うことでな。」

と、杉ちゃんが答えた。

「介護食でよく作ってたんです。戦時中みたいかもしれないんですけど、これが結構うまいんですよ。」

信夫さんは、鍋の中身をかき混ぜながら言った。

「ほら、見ての通り、大根に人参、ごぼうなど野菜がたっぷりはいっていますから、栄養面では申し分ない料理なんですけどね。」

「そうなんですか。」

朝子さんはなるほどという顔をして頷いた。

「はい出来上がりですね。一応、水穂さんが喉に詰まらせないよう、餅は小さくしましたからね。」

信夫さんはすいとんを丼に盛り付けた。

「はあうまそうや。それでは水穂さんに食わせよう。」

「本当に食べてくれるか、心配ですけどね。」

杉ちゃんたちはそう言い合っていた。信夫さんが、すいとんの丼を、水穂さんのいる四畳半へ持っていった。

「水穂さん、信夫さんがすいとんを作ってくれたぜ。頑張って食べような。」

杉ちゃんは、水穂さんの掛ふとんを剥ぎ取った。

「ほら、せっかく作ってくれたんだ。頑張って食べるのがお約束だ。」

杉ちゃんに言われて、水穂さんは布団の上に座った。以前よりもっと窶れた、痛々しい風情であった。

「ほら、食べるだよ。しっかり食べないと力も出ないよ。」

杉ちゃんは水穂さんに箸を渡した。水穂さんはそれを受け取って、すいとんを口に入れて食べようとしてくれたのであるが、咳き込んでしまって吐き出してしまった。吐き出すときは、朱肉のような赤い液体も一緒に飛び出すのである。

「あーあ、またやるう。本当に何度食わしてもこれでは。」

杉ちゃんだけが態度を変えずにそういうのであるが、他の人達は嫌な顔をする。誰でも作ったものをこんなふうに吐き出されては、本当に嫌な気持ちになるものである。

「水穂さんどうしてそうなるんですか。作ってもらったんだから、きちんと食べなくちゃ。」

朝子さんが水穂さんにそういうのであるが、水穂さんは咳をしたままであった。

「どうしてこんなふうになってしまうんやろな。いくら食べれないせいって言われたって、これでは作ったやつも作り甲斐がないだろう。」

杉ちゃんがでかい声でそう言うと、

「いや。大丈夫ですよ。」

と、信夫さんは言った。

「何が大丈夫だ。何も食べないんじゃ話にならんわ。」

杉ちゃんがそう言うと、

「いや、大丈夫です。俺の料理なんて大したことありません。食べてもらえなくても仕方ないことです。水穂さんは、これだけ大変なんですから、食べれなくても当然です。」

信夫さんはそういうのである。

「まあそうか。そう考えるしかないわな。介護って頑張らないことが大事だって言うけど、頑張らなければならないことのほうが多いような気がする。」

杉ちゃんはやれやれという顔をして、吐いた血液で汚れてしまった、テーブルを拭いた。結局、すいとんは一口も食べられることなく片付けられてしまった。

「ごめんねえ信夫くん。お前さんがせっかく作ってくれた料理をこういうふうにされてしまって。」

杉ちゃんがそう言うと、

「いえ、良いんです。俺は大したことはないです。」

と信夫さんはいうだけであった。それを朝子さんはつらそうに眺めていた。

「どうして文句も言わなかったの?」

朝子さんは片付けをしている信夫さんに言った。

「いやあだって、ああいう状況だったら、そうなるでしょう。水穂さんは、もう動けないんだし、仕方ないですよ。」

信夫さんは静かに言った。

「誰も思い続けても通じないことはあります。水穂さんは、ああなってしまう病気だから仕方ないです。」

「そうはいっても、あなたがああして一生懸命作ってくれたすいとん、あんなふうに吐き出されたら、もう辛いでしょう?」

朝子さんはそういうのであるが、

「いえ、辛いとか、辛くないとか、そんなこと考える場面じゃありませんよね。水穂さんはそうなってしまうことは仕方ないとおもわないと。誰だってうまくいくとは限りませんね。」

と、信夫さんは言ったのであった。

「そうなんですね。信夫さんはすごいですね。あたしだったら、そんな気持ちで仕事はできないわ。すぐ顔に出ちゃいますから。」

朝子さんはそう、複雑な顔をして言うのであるが、

「いやあ誰だって本当の気持ちは隠して生きてますよ。人間なんてそんなものです。」

と、信夫さんは言った。

それからまた数日経って、信夫さんはなにか作っていた。今度はすいとんではなくて雑炊を作るという。また水穂さんに食べてもらうのだと張り切っていた。

「これだったら、重病人でも食べてもらえたんですよ。昔、緩和ケア病棟で働いていたときよく作っていたんですよ。」

信夫さんはとても楽しそうに言った。なんだか無理やり楽しくしているようで、朝子さんはそれを見ていて辛かった。

「じゃあ今度こそ、水穂さんに食べてもらおう。食べてもらわないと本当に困る。」

杉ちゃんがそう言うと、信夫さんは雑炊を丼の中に入れた。

「よし、今度こそ食わせよう。」

杉ちゃんたちは四畳半に行った。水穂さんに布団の上に座ってもらって、とにかく食べてもらおうと言う顔で、水穂さんの周りに座った。

「ほら食べて。しっかり食べるんだ。食べないと力も出ない。」

杉ちゃんにお匙を渡されて、水穂さんは雑炊を一口口に入れた。また咳き込んでしまって、吐き出してしまうのであった。

「困りましたね。緩和ケア病棟にいる患者さんも、ここまで食べない人はいませんでしたよ。よほどひどい人でなければ誰だって食べますよ。」

信夫さんはそういうのであるが、

「まあ、事情はあるんだけどねえ。それとご飯を食べないのはまた違う気がするんだ。」

と、杉ちゃんが苛立った様子でそういうのであった。

「もう、何回やってもこれだ。いつもご飯くれるたびに、こうなっちまうわ。」

「仕方ないですね。何度も失敗しても、それを塗り替えて生活してくのが人生ですからね。水穂さん食べれなくていいから、食べる努力はしましょうね。」

杉ちゃんと信夫さんは、そう言い合っている。

「それでは信夫さんはどうなってしまうの?あれだけ一生懸命料理作ったのよ。」

朝子さんは信夫さんをかばうように言った。

「その気持もあると思うけど、それ考えていたらきりがないわ。そういうもんだよ人生は。」

杉ちゃんがそう言うと、

「でも、信夫さんのこと考えたら。」

朝子さんはまだそれを言っている。

「いえそれは、諦めたほうが良いです。朝子さん。誰にも認められないで、一人でつらい思いをするときはいくらでもあります。」

信夫さんはそういうのであるが、

「あたしは、どうしても。」

と、朝子さんは言うのであった。

それでも外は寒くて花冷えが続いているのであった。




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花冷えの日 増田朋美 @masubuchi4996

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