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ザボウ

2008年8月10日、鳥取県秋島（あきしま）市の河南（かなん）中学校バスケットボール部が、兵庫県中加母（なかかも）市の合宿施設「憩いの場やますそ」(以下やますそ)に集団合宿に行った際に失踪した事件です。

河南中学校バスケットボール部の部員1〜3年の14人と、顧問の1人の計15人が失踪した事件です。以下は、事件当日の流れとなります。

・2008年8月10日午前8時15分頃に、顧問が運転する15人が乗ったマイクロバスが河南中学校を出るのを教頭が見送る

・午前8時32分、鳥取自動車道に入る

・午前9時6分、兵庫県の朝米（あさご）インターチェンジを通過

・午後4時時頃、河南中学校に「合宿の予約をしているはずの団体が到着していない」という連絡がやますそから入れられる

・やますそからの連絡後、河南中学校にいた教員が顧問へ連絡するも、「支離滅裂なことを言って切られてしまった」と証言

・午後4時20分頃、教頭が再び顧問に連絡するも、携帯は繋がらず

・午後6時10分、鳥取県警に通報

鳥取自動車道から朝米インターチェンジまでは90.8kmあり、車での移動は1時間ほどかかる距離です。また、やますそからの連絡を受けて顧問に連絡した教員が、後日交通事故に遭遇し失語症になり証言がとれなくなっています。これらの移動の不自然さや事故のタイミングから、何らかの事件に巻き込まれたものと考えられます。

マイクロバスを目撃した方、河南中学校バスケットボール部の部員や顧問らしき人物を目撃した方など、どんな情報でも結構ですので、ぜひお寄せください。