クーデレ女子は手強すぎる!?

@amakazenima

1.プロローグ

朝、高校二年生水瀬隼也がみんなが投稿してくるよりも少し早く学校に到着する。彼は部活には入っていないが運動神経の高さから時々助っ人として呼ばれる人物だった。

しかし、隼也はおじいちゃんと2人で暮らしており家事を行うために部活には入らず学校生活を送っていた。そんな彼のお目当ては同じクラスの女子、氷莉華音だった。

彼女は朝、誰よりも早く教室に来ていつも本を読んでいる。その姿はまさに大和撫子を連想させる佇まいであった。艶やかな長い黒髪を持つ彼女は学校でも有名だった。

だが、彼女は男子とはほとんど交友を持たず、いつも友達とだけ喋っている。勇気あるものが彼女に話しかけても彼女は一言二言話すだけでそれ以上は口を開かなかった。

まさに高嶺の花というべき人物だった。そしてそんな彼女に隼也は惚れていた。しかし、これまで撃沈していった男たちのことを考えると一歩が踏み出せずただ見ているだけの現状であった。


これはそんな2人の物語である。

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