第11話 今のお前は好きじゃない

 屋上のフェンス際に、ひとりの女子生徒が立っていた。


 少女の背中に、風がささやく。制服のスカートの裾が揺れ、結ばれた長い髪がほつれるように踊った。少女は両手を組み、フェンスの柵にそっと乗せている。風に晒されたその指先には、薄い紙片が一枚、しっかりと握られていた。


 その紙が、不意に――風にあおられて、ふわりと宙を舞った。


 高く舞い上がった紙は、一度くるりと旋回してから、屋上の床をすべるように私の足元へと滑り込んできた。


 私はそっとしゃがみ、紙を拾い上げる。


 その瞬間、心臓が小さく跳ねた。


 描かれていたのは――見慣れた顔だった。

 艶やかな髪、涼やかな瞳、どこか孤高をまとった表情。

 学年一の美少女、一谷 凛々子。まさにその姿が、紙の上に完璧に再現されていた。


 私は紙からゆっくりと目を上げた。


 目の前に立っていたのは――その絵と、まったく同じ顔の少女だった。


 凛々子の顔をした少女――顔泥棒がこちらに振り返る。

 顔は笑っていた。けれど、その微笑みに浮かぶのは、悪戯のような無垢さと、どこか底知れないものだった。


「……見つけたぞ。顔泥棒」


 私は、一歩踏み出して言った。

 声は震えていなかった。

 これは長い追跡の終着点。ようやく辿り着いた答えなのだから。


「言い逃れはできない。いま君の顔は、ステージで踊っていた一谷 凛々子と――完全に一致している」


 顔泥棒の瞳が、細く笑う。


「君が……ステージで踊っていた一谷 凛々子の顔を描いて、そして、奪ったんだな」


 私――朱音まひるは、目の前の顔泥棒をまっすぐに見据えた。


「現行犯だ。動機は聞かせてもらう。……そして、被害者に、謝罪を」


 顔泥棒は数歩、こちらに歩み寄ってきた。

 制服の裾が風になびく。凛々子の顔を貼り付けたままのその少女が、唇の端を持ち上げて――にっこりと、魅せるように笑った。


「そう。現行犯……だね」


 その笑みは、氷菓子のように冷たくて甘い。

 次の言葉は、羽根のように軽やかに、空へ放たれた。


「でも……証拠はない。ならさ――逃げちゃえば、いいよね?」


 その瞬間、私の脳に電撃のような危機感が走った。


「……!」


 凛々子の顔をした顔泥棒が、いきなり地面を蹴って駆け出した。

 標的は――私。朱音 まひるだ。


「逃がさない!」


 私は咄嗟に扉の前へ跳び、両手を広げてその身体を押し留めようとした。


 しかし顔泥棒は数歩で進路を変え、くるりと反転。

 今度は一直線に、屋上のフェンスへと向かって走り出した。


「フェイントっ……!」


 フェンスに手をかける。

 しなやかな動きで身体を浮かせる。

 制服のリボンが風に舞い、脚が軽やかに空を蹴った。


 宙に浮かんだ顔泥棒と目が合った。

 その目が、わずかに細められる――笑っていた。


 次の瞬間、顔泥棒は屋上から――舞い降りた。

 重力を忘れたように、とすっ、と地面に着地する。


 その一連の動きは、まるで一枚の絵のようだった。


 そして、顔泥棒はそのまま群衆の中へと、駆け出そうとした。


 ――が。


 次の瞬間、彼女の足が止まった。


 振り返った観客のすべてが、彼女を見つめていた。


 いや、正確には――観客のすべてが、同じ顔をしていた。


 異様な光景だった。

 広場に並ぶ無数の顔。

 どれもが、まったく同じ顔で。


 「……一谷」


 誰かが、ぽつりとつぶやいた。


 自分だけが、違う。

 どこにも、まぎれこむことができない。

 新たな顔を描く時間すら――もう残されていなかった。


 顔泥棒の少女は、観念したように両手を上げた。

 ギブアップのポーズ。


 風が、静かに彼女の髪を揺らしていた。


 ◆


 一

 谷


 その苗字が好きすぎて、いつも見つめていたからこそ、思いついた作戦だった。


「一」は、額に巻いたハチマキに。

「谷」の「八」は、情けない目に。

「人」の部分は、ひょろっとしたひげに。

 そして「口」は、そのまま口元に。


 縦に並べれば、なんとなく「顔」のように見えてくる。


 だからこそ、ステージ上で顔を奪われたとき、俺はすぐに手元に用意していた紙に、こう書いた。


 一

 谷


 しばらく間をおいて、なくなっていた顔が変化する。

 「一谷」と縦に文字を書いただけの、へのへのもへじと大差ない簡素な顔に。


 そして、その顔をした人物がステージ上に現れたことで、誰もが思い出した。

 さっき、自分が投票用紙に書いた名前。優勝者を決めるために、ミスコンの投票で記した文字を。


 そして次の瞬間、グラウンドにいた全員の顔が―― 一斉に、変わっていった。


「一谷」そのものを模した、どこか間の抜けた顔文字のような顔に。


 顔泥棒の逃走を阻止するために、全員を一時的に、強制的に同じ顔にする。

 それが俺たちが立てた作戦だった。


 以前、みどりが顔泥棒に顔を盗まれたとき、朱音が「へのへのもへじ」の顔を描かせた。それを思い出して立てた作戦だ。


 そして、それは――圧倒的な得票数を誇った、ステージ上の氷の女王の存在によって、完璧に成立した。


 ◆


「逃走するまでの間……あなたには、充分な時間があったはず」


 舞台の上で、最初のひとり目の「一谷」の顔が、静かにその口を開く。文字通り、「口」と漢字で書いただけの口だ。その線が、かすかに縦に伸びては戻る。


「他人に化ける時間も、余裕もあったはず。なのに、あなたは凛々子の顔のままだ」


 あまりにも目立つ顔。

 学校一の美貌。しかもミスコンで顔を盗まれた被害者として、全注目を集めている。


 顔泥棒にとって、その顔は逃げるにはあまりに不利すぎるはずだ。


 なのに変えなかった。

 もし逃げるなら――もっとも無難な顔に変えるはずだった。


 たとえば、この場にいない平介の顔に。


 彼の顔は、ありふれている。

 誰の記憶にも特別な印象を残さず、ちょっとした違和感も見逃される。変装にはうってつけだ。


 にもかかわらず、凛々子の顔をしたままだった。


 ――それが、決定的な矛盾だった。


(……平介に化けなかった)


 観客席に混じっていたみどりの思考も、自然とそこへ行きついた。


 彼女は小さく息をのむ。

 文字通り口の形をしたその口を手でおさえる。何かが壊れそうな予感に、肩が震えた。


 額から、ひとすじの冷や汗がつう……と流れ落ちる。


 つまり――平介が犯人だ。


 グラウンドにいるうちの、何割かの生徒たちは、その結論に至った。

 ざわめきのなか、脳内インタビューが始まる。


「おかしくて面白い生徒でした」

「でも、少し変わってるところもありましたよね」

「あいつならいつかやるかと思っていました」


(あれ……じゃあ、犯人って――)


「ふぅん。どおりで、見事なタイミングの連続だと思った」


 凛々子の顔のままの顔泥棒が、鼻を鳴らす。

 その声は硬質で、冷ややかだった。


「ぜんぶ、打ち合わせ済みだったってわけか」


 挑発するような声色。だが、そこに余裕はなかった。


「ええ。正直いうと、少し迷っていたんです。でも、平介に化けなかったことで、あなたの正体を確信しました。――そうですよね?」


 舞台で踊っていた最初の「一谷」が、少し低い声で宣言する。


「一谷 凛々子さん。顔泥棒は――あなたです」


 ◆



「えっ……!?」


「どういうこと……?」


 観客席のざわめきが、波紋のように広がっていく。

 その中心に立つ顔泥棒は、涼しげな微笑を浮かべたまま、静かに両手を打ち鳴らした。


 パン……パン……。乾いた拍手の音が、異様な静けさを生み出す。

 ざわめきは潮が引くように収まり、誰もが息をのんだまま、次の言葉を待った。


 その耳に応えるように、顔泥棒は校庭の中央でひときわ優雅に一礼し、気品に満ちた笑みを見せた。まるで、ファンの声援に応えるアイドルのように。


「お見事。そうよ、私は――一谷 凛々子」


 さらりとした告白は、地響きのような衝撃をもって響いた。


「……いつから気づいていたの? 罠に嵌めるなんて、意外とずるいのね。平凡な顔をして、けっこうひどいわよ、平介くん」


 会場の視線が、一斉に最初の一谷、つまり平介へと集まる。

 スポットライトはもう凛々子ではなく、平介に向けられていた。


「……平凡な顔は、ちょっと傷つきますけどね」


 平介は、なるべく平静を装って返す。だが、わずかに揺れる声が、その胸の内の動揺を隠せない。

 ――一谷 凛々子が顔泥棒だった。

 信じたくないその現実が、いま確かに目の前にある。


 思い返せば、凛々子の顔が盗まれる可能性を危惧したのは、ほかでもない自分だった。


 入れ替わろう。その突拍子もない案を最初に提案したのは、平介だったのだ。


 まひる師匠による猛特訓の末、顔の模写は疑われない程度の完成度に仕上がった。体型も、胸に詰め物をすることでなんとかごまかした。

 問題は声だったが、ミッディのオープニング曲のダンスで押し通せば、誰も気づかないはず――そう信じていた。


 凛々子は、最初は嫌がっていたが、平介の熱意に押されてしぶしぶ了承してくれた。


 平介は、凛々子に化けて囮となった。まさか顔泥棒が、凛々子本人だなんて、つゆほども疑わず。


「気づいたのは……ついさっきです」


 平介は、ゆっくりと凛々子へと視線を向ける。


「わかったのは、ついさっきです。俺の顔は、一谷さんが言うとおり、平凡だ。それっぽく描こうと思えば、簡単にできる。なのに、それをしなかった。それは――あなたが入れかわりを知っていたから。だから、その場にいない俺に化けるという発想が、そもそも抜け落ちていたんだ」


 その一言に、凛々子は「ふふっ」と小さく笑った。

 両手のひらをひらひらと掲げ、肩をすくめて見せる。


「ご明察。まったく、そのとおりよ」


 どこか芝居がかった声音。観客席の生徒たちが、息をのむのが伝わってくる。


「でもね、顔泥棒っていう呼び名……それはちょっと、心外かも。品がないじゃない」


「じゃあ、なんて呼べばいいんだ?」


 そう尋ねた平介に、凛々子はひときわ鮮やかな微笑みを浮かべて言った。


「そうね。贋作師、とでも。だって、私はただ、見たままの顔を模写しただけよ。――完璧に、ね」


 視線の先にある全員に、語りかけるように。


「私はただ……見たものを描いただけ。 どこまでも、忠実に。完璧に。 それって、盗むなんて言葉じゃ軽すぎると思わない?」


 凛々子の瞳に、氷のようなきらめきが宿る。


 写真よりも正確に、人の顔を写し取る――

 そんな離れ業は、生半可な画力では到底できない。それを、彼女は何度も成し遂げてきた。


 神に愛された贋作師。

 そんな言葉が、平介の脳裏にふと浮かんだ。


「完璧な模写は、模写とはいわん。それはもう、ただのコピーだ」


 生徒たちのざわめきを割って届いたその声に、平介ははっと振り返る。


 校舎の中から、やや乱れた息を整えながら現れたのは、朱音まひるだった。

 彼女は今まさに降りてきたばかりの様子だ。いつもの制服姿に、相変わらずの黒いナイトの馬面。


 だがその口元は、氷のように冷たい言葉を放っていた。


「創造性のかけらもない」


 かつての親友に向かって、天才漫画家は辛辣に告げる。

 そして、何食わぬ顔で、舞台脇にいた平介へひと言。


「すまん、顔を直していたら遅くなった」


「馬面に時間かけすぎじゃね?」


 平介のツッコミに、観客席から小さな笑いが漏れる。

 だがその空気を断ち切るように、凛々子が声を上げた。


「なによ……! あんたは、いつもそう。すました顔で私のことを否定して……!」


 凛々子の感情がこぼれ落ちる。


 その顔は、あくまで美しいままだったが、その美しさの内側で、揺れるものがあった。


「すました顔……?」


「気にするべきなのは、そこではないだろう?」


 平介のボケに、まひるが珍しくツッコミを入れた。


「よほど、私のことが気に入らないとみえる。それならば、私の顔を盗んだ時点で、やめておけばいいものを」


「誤解しているわね。あなたの顔を盗んでしまったのは、事故よ。ただ、思いっきり似せてやろうと思って描いただけ」


「ほう? 懐かしいな。あの少し前から、凛々子は私の顔を真似しだしたんだったよな」


「あんなことになるだなんて、知らなかった。盗むつもりなんて、なかったの」


 平介はハッとして、思わずまひるの顔に見入る。


 騎士の黒い馬の頭部――異様で、誰にも真似できない。

 それはもしかしたら、顔を盗まれないための防衛策ではないか。


 凛々子に一度、自分の顔を奪われたからこそ――あえて、誰にも真似できない顔を選んだのではないか。


「でも、そのあとで……私は、わざと、盗んだの。あんたが私を否定して、突き放して……孤独にさせたから。私も、あんたを孤立させてやろうと思った」


 凛々子の瞳が、かすかに潤む。だが、その瞳はまっすぐまひるを射抜いている。


「……おいおい、なんかあったのは分かったけど、それで俺の幼なじみをあんな目に遭わせていいってことにはならないだろ?」


 平介の声が割って入る。


 その言葉に、凛々子はふっと視線をそらし、長い睫毛を伏せた。


「そうね……みどりさんや、他の人には、本当にひどいことをしたと思ってる。……でも、それでも――どうしても、まひるのことだけは、許せなかったの」


 沈黙が、周囲を満たす。


 まひると凛々子、かつての親友だったふたりの間に、決して短くない溝があった。


 平介は、ふたりを見つめながら、無意識に拳を握りしめた。


「否定……?」


 長く伸びた馬の頭部を、わずかに傾けたのはまひるだった。黒曜石のような瞳が、一瞬きょとんと見開かれる。何の話だ、とでも言いたげな、無垢な表情だった。


「どういうことだ。……そもそも、おかしいと思っていた。私たちはライバルで、親友だったはずだろう?」


 まひるの言葉には、素直な疑問と、わずかな痛みが滲んでいた。


「私は最初……凛々子に、何か気づかぬうちに傷つけるようなことをしてしまったんだと思った。顔を盗むほど怒っているのなら、謝っても許されないほどの何かを。でも、それが事故だったのなら……君は、何に怒っている?」


 その問いに、凛々子の顔がさらに歪む。まひるの無自覚さが、彼女の怒りに油を注いだ。青白い炎が、凛々子の心の内で音もなく燃え上がっていく。


「……私は、お前を否定なんかしていない」


 まひるの口調は静かだったが、凛々子には鋭い矢のように響いた。


「したじゃないっ!」


 その瞬間、凛々子の声が跳ねた。


「言った……! 今のお前は好きじゃないって、あの時、はっきり言ったじゃない!」


 凛々子の肩が怒りと悔しさに震えていた。張りつめていた想いが、堰を切ったようにあふれ出す。


「ずっと、あなたのこと、親友だと思ってた。一緒に絵を描く時間が、何よりも好きだった。私……あなたに憧れてたの。だから――」


 凛々子は一度だけ深く息を吸い、震える声で続けた。


「だから、同じ顔になりたかった。ずっと一緒にいたくて……死ぬ気で練習したの。あなたに“好き”って言ってほしくて。でも……嫌いって言われて、それでも好きだったから、あなたの顔を描いた。そしたら、奪っちゃったの。そんなつもり、なかったのに!」


 最後の言葉は叫びに近かった。


「それでも……顔を盗んだ私を、あなたはかばった。私が加害者なのに、あなたは黙って……私、もう、どうしたらいいのかわからなくなって……!」


 叫び終えた凛々子は、肩で息をしながら俯いた。凛とした姿勢のまま、痛みと混乱を押し殺そうとしていた。


「……ふむ」


 まひるはその言葉の全てを、真正面から受け止めるように立ち尽くしていた。

 そして、小さく息を吐いて、目を細める。


「どうやら私たちは、同じように迷っていたのだな」


 その優しい言葉に、平介ははっとした。


 舞台の光の中で向き合う二人――黒と赤の髪を持つ、美しい少女たち。

 あの頃のように並んで絵を描く二人の姿が、脳裏に浮かんだ。だけど今は、一人は美少女で、一人は馬の面だ。どれほどの距離が、その間に生まれてしまったのか。


「でもな、お前は勘違いしている」


 まひるは、言葉を選びながら、はっきりと口にした。


「私はら今のお前の顔が好きじゃない、と言ったんだ。お前自身を、否定したことなんて、一度もない」


「そんなの、同じじゃない!」


 凛々子が絞り出すように言った。


「私は、あなたとおそろいになりたかったのに……!」


 そのとき、平介の中にある記憶が、静かに蘇った。


 ――《好きな人の好きな顔になるために、死ぬ気で努力する。私は、そうする》。


 あれは、凛々子自身の想いだったのだ。

 だから、自分に努力が足りなかった平介を、あれほど厳しく責めたのだ。


 そして。


「……それが嫌だったんだ」


 まひるの声が、静かに凛々子の耳に届く。


「私は、お前自身の顔が、好きだった」


「え……?」


 凛々子の目が見開かれる。大きな瞳が、まひるを映す。


「完璧な贋作なんて、いらない。私は、凛々子が凛々子のままでいるのが、いちばん好きだったんだ」


「……そんな……」


 凛々子の喉が、かすかに震えた。


 そして、きらきらと光る涙が、その瞳から、静かに零れ落ちた。

 宝石のような粒が、舞台の床にぽつん、ぽつんと音を立てる。


「嘘……私、ずっと否定されたと思ってて……!」


 小さく嗚咽がこぼれる。


 ステージの光が、その涙を照らす。

 まるで、ひとつの誤解が、ひとすじの光になって溶けていくようだった。




✧.゚𝙽𝚎𝚡𝚝 𝙳𝚛𝚊𝚠𝚒𝚗𝚐……▶︎゚.✧


ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。


もし「美少女同士の友情っていいよね!」

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