お飾り世子嬪(白い国婚)のはずが、なぜか愛寵されています~閨での出来事は極秘につき。
蓮条
第一章 前代未聞の世子嬪誕生?!
【登場人物、役職などのご紹介】
(※神気を持つ者は『妖』だと恐れられる架空の李氏朝鮮時代が舞台です)
★【主人公】チェ・ハユン 十八歳 (呼称:
・
・白磁のような色白の肌、黒曜石のような黒々とした瞳、ぷっくりと艶めいた唇、筋の通った鼻梁、艶々とした長い黒髪、華奢で小柄
・満月の夜に、銀髪に変化してしまう
・夜になると神気の力により嗅覚が優れる
・父親、母親、兄(三歳上・
・結婚適齢期だが、神気を持つがゆえに嫁ぐ先がないところに、王命が下る
・性格は至って明るく、好奇心旺盛
・
・父親が
・趣味は薬草採取と薬剤の研究、つまみ食い
・極度の方向音痴
★【主人公】イ・クォン 二十一歳 (呼称:
・朝鮮国の
・文武両道、智勇兼備であるが、性格は冷酷な面がある
・長身で鍛え抜かれた体躯、切れ長の目、色気のある薄い唇、落ち着きのある少し低めの声音、見た目は類まれなる美貌の持ち主
・朝鮮国は代々神気を持つ王族が受け継いでいる
・直系の王族が、国の安寧を司る神獣を神気の力で祀っている
・新月の日は神気が半減し、幼い子供の姿に変化する
・
・これまで三人の妃を迎えるが、いずれの妃も一年も経たずして
・酒が強く、辛いものと女性が苦手
・常に
★⦅
・朝鮮国の国王
・厳格な性格だが、女性と子供には弱い
・
・ヒャン公主の降嫁先を悩みあぐねている
・鋭い眼光と威厳のある風格、大柄ではないが骨格はしっかりとしている
・甘いものに目がない
★
・朝鮮国の王妃(正室)
・
・父親は
・代々武官の家柄のため、武術に長けている
・料理は苦手なのだが、夫のためによく手作り菓子をつくる
★
・朝鮮国の公主(正妃の子)
・人見知りであまり笑顔を見せない
・密かに、兄(世子)の護衛のヒョヌに恋をしている
・超お転婆の兄嫁(ハユン)に振り回され、引き籠り気味だった生活が快活になりつつある
・刺繍が得意で、ヒョヌのために刺繍入りの
(婚礼の返礼に五色の巾着を贈る風習があり、ヒョヌに嫁ぐことを夢見ている)
★ユン・ヒョヌ 二十三歳
・
・明元王后の遠縁にあたる
・武術に優れており、世子の幼馴染でもある
・世子が神気持ちだということを知っている
★イム
・本名は、イム・スンア
・ハユン付きの女官で、実家から連れて来た侍女でもあり、ハユンの幼馴染
・ハユンの神気持ちを当然知っている
・爬虫類や虫が大の苦手で、ハユンが集めている生薬(死骸)を見るだけで失神しそうになる
★シン
・ハユン付きの女官、お世話係兼指南役
・元は国王付きの女官で、国王の命により、ハユン付きとなった
・カン尚宮と協力して、世継ぎが授かるようにするのが最優先事項
・王宮内で迷子になっているハユン(極度の方向音痴)を常に探している
★リュ・ジヌク 二十二歳
・
・ハユンの兄の親友で、ハユンとも交流がある
・父親は
・リュ家は代々、浄化の神気を持つ
――――――――――――――――――――――
☆漢陽(ハニャン)
・現在のソウル、
☆弘文館(ホンムングァン)
・宮中の蔵書管理や研究などをする部署、最難関の国立大学院に相当する
☆成均館(ソンギュングァン)
・漢陽にある最高位の教育機関、最難関の国立大学に相当する
☆景福宮(キョンボックン)
・漢陽にある王宮の一つで、最大規模の王宮
☆北漢山(プッカンサン)
・漢陽の北部に位置している山
☆北村(プクチョン)
・景福宮の東に位置していて、高官の邸宅が軒を連ねる高級住宅街
☆雲従街(ウンジョンガ)
・景福宮の南に位置している商店街
・人々が雲のように集まるとして名付けられた
☆両班(ヤンバン)
・身分階級の一つ、王族を除いて、最上の階級
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