先日発表されたカクコン10、その恋愛短編部門を受賞されましたにわ冬莉様の新作です。
僕は幸いな事に受賞以前よりご交流させて頂いておりまして、その作風や筆力などはそれなりに熟知しております。なのでカクコン受賞者様といえど、今作に関しても一切の忖度なしに、「厳しい目」をもって、叱咤激励の意味も込め、忌憚なくずけずけとハッキリご批評させて頂きます。まず、本作を一言で表しますと、
「うぉおお、めっちゃすごいやん!!!」( ;∀;)
でございます(笑)。
さて、僕は思うのですが、どんなプロ作家であろうとその筆力を常に100%出して書けるものではないと思っています。
小説を書くと言う事はテーマにより、必ず筆者様の「ムラ」が出るものです。この「ムラ」が読者により「作風の広がり」と友好的に捉えられるか、「浅く、らしくない駄作」の烙印を押されてしまうのか、それは様々です。
そこで本作を鑑みると、全編を通し非常に引き締まった構成となっております。緩慢な中だるみなどなく、キャラの良さ、その生かし方である演出、それを支える表現力、すべてが素晴らしい魅力に溢れ、まさに完璧です。僕は今作の持つ「とてつもない面白さ」に思わず叫び、そして唸ってしまいました。
演劇という世界に対し深い愛情と想いをお持ちの筆者様は、今作に置いて「自身の100%」を存分に発揮された決定的作品である、これは間違いないと、強く、強く、僕は思うのです。
お勧め致します。
にわ冬莉様の100%、「最高」です。是非、皆様にも早くお読み頂きたいと、このレビューを書かせて頂きました。他にも代表作「アイチョロ」、その姉妹作「マーメイドテイル」や、「死神さんと、俺。」に代表される数多くの短編においても、驚きの完成度を誇る筆者様です。この本作を皮切りに、僕は皆様に「にわ冬莉」という筆者様を広くお勧めさせて頂きたいと思っております。
皆様、宜しくお願い致します( ;∀;)
まだ続く話だけど、読み直してやっぱりおもしろいなあって思ったので
その熱が冷めないうちに書きたいと思います。
天才役者が降臨しています!!
もうそれだけで読みたくなりませんか? わたしはなります!
いつもは前髪で目が隠れているけれど、その役になるために美しく化ける。
きゃー!!! いいですっ。
わたしはいろんな役を演じられる役者さんが好きです。
映画ごとに顔も声も違って、あれ、ほんとうはどういう人なんだっけ?
みたいになるくらいに人が好き。
その役者さんが出演しているから、その映画を観たくなったりする。
ある一定の役だけじゃなくて、天使にも悪魔にもなれるような、そんな役者さんが好きです。
この物語はまさに、そういう役者さんが降臨し、世に出て行く話だと思います!
どきどきします!!
天使と悪魔だけじゃない、9つの色なんですよね?
楽しみです!!!!!!
語彙が足らないけど、ともかく面白いのです。ヒロインたちが繰り出すお芝居を特等席というべき至近距離で眺めている気分になります。
あるときは、危機的な状況の中で生き残るためのお芝居を。またあるときは日常の中で不公正な扱いを受けた生徒ためのささやかな意趣返しのお芝居を。そしてまたあるときは、CM撮影を当日ドタキャンした女優の代役のお芝居を。
このヒロインまだ10代なのです。この先さらにどこまで化けるのだろう、末恐ろしいこの少女。魅力的なのはヒロインだけでなく脇を固める面々も、すごくリアルに生きているようで楽しいのです。
ああ、この世界を本当に演技ができる役者さん達に実写化してくれないかなぁ。この面白さ読んで後悔はしません。保障します。