ねえ、ワルツをかけて

及川奈津生

ねえ、ワルツをかけて

 人生最悪の日だ。住まいで妻が知らない男に乗っかり腰を振っていた。居ても立ってもいられず飛び出してきたが、どこに向かえば良いか分からない。親しい友人もいなければ趣味もない。家族とは不満をぶちまけることができる間柄ではない。俺は至極つまらない人間だ。妻に不倫されるのも道理ではないか。

 結局タクシーに乗って繁華街の立ち飲みバーにやってきた。近場でも良かったが店を知らない。ここはウイスキーをショットグラスで出してくれる。


「シーバスリーガル、ワンショットで」


 唯一知っている銘柄のウイスキーを頼み、出されたら一気に煽った。この店はレンガ造りの壁にカウンター、通りにはみ出ているテーブルは樽でできている。こういう飲み方が似合う店だと思っていた。実践したのは初めてだ。


「彼と同じのを」


 学生時代に飲んだテキーラと同じ感覚で三度繰り返したら「ロックはいかがですか」と店主に勧められ、隣にやってきた男に真似をされた。

 

「あんた、飲み方を知らねぇな。こうやって飲むんだ」


 よっぽどな飲み方をしていたらしい。

 隣の男は艷やかな黒髪を後ろに撫でつけ、つるりとした肌の整えられた男だった。長く白い指がショットグラスを掴み、舐めるように一口含んだ。印象的な真っ暗闇の瞳が俺を捕らえて「どうだ」と見せつける。平行に並んだ眉は左右対称で、爪の先が短く丸い。隅々まで手入れが行き届いている。

 どうにもカタギ……自分と同じように日中のオフィスで働いているような雰囲気ではなかった。着ているジャケットはスウェード素材でビジネスモデルではない。しかし滑らかな質感は、見るからに高級ブランドだ。目線を落とすと靴が良い。イタリアンレザーが光っている。企業で消耗すれば、もう少しくたびれる。

 足元にアタッシュケースが。


「良い男が雑な飲み方してちゃ台無しだぜ」


 思わず息を呑んだ。

 ハリウッド映画の1シーンのようだ。


「あ? ……失礼」


 立ち飲みバーならではの出会いにこれからの会話を楽しみにしていたら、男に電話がかかってきた。背を向けてスマホを耳に当てる男から目をそらし、俺もウイスキーを一口舐めてみた。今日は酔うために飲んでいるから、味なんて気にしていなかった。テキーラと違い、フルーティで口当たりが柔らか。甘めの味わいに、これはもしかしたらリラックスするために飲むものではないかと認識を改めた。


「おい、ふざけんな。そっちがどうしてもと言うから今日の予定を全部キャンセルして出てきたんだ」


 男の会話が耳に入る。誰かと待ち合わせしていたのか。時間潰しにこの店に寄ったのか。

 思わずアタッシュケースの中身を想像する。男は通話中だというのに席を外さない。よっぽど大事なものが入っていて離れられないのだろうか。箱型の革製で、鍵が付いている。普段の通勤では使いにくいだろう。ビジネスでもそれなりの取引に使われそうだ。それこそ、あやしい現金か薬……最近見た深夜映画に影響を受け過ぎている。


「急な予定が入った? それはこっちの台詞だ。そんなに待ってられるか……話にならん。もうあんたから仕事は受けねぇ。次からはコールガールでも頼め」


 そう言い切って耳からスマホを離す仕草に、もうこの男が殺し屋だと言われても何の違和感もない。

 男が振り返ってグラスを持ち直す。会話の続きをわくわくして待っていたら、「こっちから話しかけたのに悪いな、帰る」とショットグラスを一気にあおった。それは先ほど男から俺に指摘してきた飲み方だ。

 この店は一杯ずつ注文しては金を払う制度で、会計は既に済んでいる。男が「ご馳走さん」と帰り支度を始め、アタッシュケースを持とうとする腕を必死に掴んだ。


「あ?」


 怪訝そうな顔をする男に適切な言葉が見つからない。

 よくある「一杯奢らせてくれ」なんて台詞は、男自身が酷いと分かっている飲み方を見せてきた後で言えるわけがない。


「や、その、良かったら……俺の仕事を受けないか」


 精一杯、通話や男の所作から拾い上げた情報で口説き文句を考え、つっかえながら絞り出した。

 男は仕事相手と話している様子だった。元々のアポをドタキャンされ、この後の予定は無い。

 元々急に呼び出されたにも関わらず、この男は待ち合わせまでの時間潰しにバーに立ち寄って、他の客に絡む余裕がある。どんな状況でも自分から楽しめる性質なんだろう。

 じゃあ、会って五分の他人にいきなり仕事を振られたらどうだ。


「へえ?」


 片眉を上げて笑い、男は俺を見上げた。ハリウッド俳優さながらだ。様になっている。


「あんた、俺を知ってるのか」

「え? いや……すまない、知らない。有名人なのか?」

「別に有名じゃねぇ。気にするな、いきなり依頼されたから気になっただけだ。仕事ってなんだ? 内容は?」

「これから貴方がするはずだったことを」

「言っておくが俺は高いぞ」

「……今日はいくら貰う予定だったんだ?」


 金の話で脅されて「じゃあやめよう」と諦めるのではなく、「何とかしよう」という気持ちになった。何一つ分からないからこそ、どうしてもこの男のことが暴きたい。

 一体この男、何者なんだ?

 不思議な雰囲気の男だ。妙な魅力に引っ張られて普段なら絶対にやらない冒険をしている。もしかしたら殺し屋かもしれない男はいくらとは言わず「サービスしてやる」と誤魔化して顎をシャクった。


「飲めよ。移動しよう」


 結局2人とも、ろくに酒を味合わずに店を後にした。

 躊躇うことなく男が歩き始めるから、自然と後ろからついて行く。どこに行くのかはまだ分からない。


「名前を聞いても?」

「先生でいい」

「先生」


 何かを教える立場の人間か。いや、一つのことを極めたプロフェッショナルにもそう呼称する。まだ殺し屋の可能性がある。


「俺は立花だ」


 名刺を渡した。先生は一瞬だけ足を止めて受け取り、「良いところにお勤めで」と俺の勤める企業を褒めてから、ジャケットの内ポケットにしまった。


「結婚してるんだろう。こんなところで知らない男に声かけてないで、帰らなくていいのか」


 つけっぱなしの結婚指輪を指摘される。

 先生の薬指も確認した。していない。

  

「帰っても妻が不倫の真っ最中なんだ。間男と鉢合わせるのは気まずい」

「ふうん」


 気のない相槌を聞いて、ふと自分の興味の対象が歪であることに気づいた。妻の不倫相手よりも、今日バーで会ったばかりの男が気になるなんて。


「ふふ」


 笑ってしまう。所詮我々の夫婦関係なんてその程度だったのだ。

 適齢期になって世間体を考えて婚活して結婚した。それなりの企業に勤めていて、妻のやることに介入しない俺は良い夫だっただろう。本当はただ、妻に興味がなかっただけだ。

 妻だけじゃない、何事にも。

 それなのになぜか今はヤケクソになって行きずりの男と危ない橋を渡ろうとしている。誰かにこんなに興味を惹かれたのは初めてだ。アルコールの力もあるかもしれない。自分がどのくらい酔っているか判断つかない。


「ここ」


 先生が顎で示したのは、この辺りじゃ一番星が高いシティホテルだった。なるほど、先生なら立ち飲みよりこちらの方が似合うと思いつつ、レセプションで「本間で予約を取ってるはずだ」という台詞を耳に刻む。先生の本名だろうか。いや、今日会うはずだった仕事相手のものかもしれない。とにかく俺にとっては"先生"で良いはずだ。

 先生はベルボーイを断ってエレベーターに乗り込んだ。階数パネルを操作する指に目を疑った。

 一番高層の一番広い部屋だ。


「エグゼクティブスイートってやつか」


 入ってすぐはリビングルームで、ソファとテーブル。スライド式の扉の向こうにベッドルームがあった。

 そう言えば電話口でコールガールがどうのと言っていたな。まさかそういう類の職か。この男が相手ならそれでも構わない、妻だって他の男と寝ている。先生と呼ばされるプレイは想像もつかないが――

 まじまじとベッドを見ながら考え込んでいると、テーブルに手をかけた先生に「手伝え」と呼ばれた。


「移動させる。ソファも」


 言われた通り、テーブルセットとソファを二人で抱えて部屋の隅に移動させた。部屋に空間ができて広くなる。

 壁沿いのチェストの上で、ついに先生がアタッシュケースを開いた。後ろから覗き込んだ。


「靴?」


 俺が一目で何か分かったのは靴だけだ。


「あんたでけぇから、これかけろ」


 先生から薄っぺらい四角が四枚連なったものを渡される。端に紐が付いていてフックにかけられるようになっており、S字フックも一緒に渡された。

 四角を開くと鏡だ。

 壁にかけられた絵画の額縁にかけろと言われたからそうした。不安定ではと思ったが、そこが高さがちょうどいいらしい。絵画の端と端に、鏡を二つ吊り下げる。二つ合わせて幅は七十センチくらいか。高さは一メートル以上ある。

 全身鏡が現れた。

 俺が用意している間に、先生はスマホ用のスピーカーをセッティングした。BGMが流れる。


「さて。社交ダンスの経験は?」


 三拍子のリズムは、そういうことに疎い俺でも何の曲か分かる。

 ワルツだ。


「ダンス講師だったのか」

「何だと思ったんだ」

「こ……」


 殺し屋。コールガール。


「……殺し屋」

「ハッ! よく言われる」


 思い浮かべた単語のマシだと思った方を言ったら、鼻で笑われた。


「その鞄がそれっぽいから」

「鏡を運ぶときに割れないようにしている。それにじいさんの形見だ」


 言われてみれば年季が入っている。

 先生はスマホを操作して音楽を消した。スピーカーに繋げたら勝手に流れたらしい。指を引っ掛けて靴を脱ぐ後ろ姿にドキリとする。


「殺し屋だったら誰を殺すつもりだったんだ? 不倫中の妻?」

「いや……そうだな。自分、かな」

「そうか。靴を脱げ」


 自殺願望があるわけじゃない。でも今なら死んでもいいと思うくらいには自棄になってバーに行った。そこで出会った先生は、靴を脱いで靴下のまま床に立った。同じようにする。


「ステップは?」

「全く知らない。初心者だ」

「だと思った。踏まれたらたまらんから靴を脱がせた」

「よろしくお願いします、先生」

「はい、よろしく」


 頭を下げると、先生も礼をして応えた。

 同時に頭を上げて、目が合う。


「では、ワルツを」


 優雅に微笑む顔にダンスに誘われた。

 手を差し伸べられたら、その手を取って一緒に組んで踊っていただろう。やはり映画のようだ。


「足の動きを教える。まずは左足から。ワン、ツー……」


 一緒に踊るためにはステップを覚えなければ。耳心地の良い声がカウントをとる。先生の動きを真似して追いかけた。カーペット地の床はふかふかしていて、足裏に当たると気持ちがいい。

 スイートルームで、ダンスの個人レッスン。非日常にも程があるが、これを先生に頼んだ人間がいたらしい。本間――元々の部屋の予約主の名前を思い出し、外務大臣の顔が浮かんだ。海外のパーティではダンスを踊ることもあるだろう。いや、まさかな。


「あんた、覚えるの早いな」

 

 一通り教わり、その通りに動いた。一度で覚えてしまったから、先生が驚く。

 感心されたのが嬉しくてつい自慢げに口がすべる。

 

「実は昔、柔道と空手をしていた」

「? へえ。二つもやるものなのか」

「同じ道場でやっていたから両方通っていて……すり足の動きが同じだ。これは足払い。これは空手の演武の型で……」


 柔道と空手の足技でワルツのステップを再現すると先生が大笑いした。


「ははっ、通りで、姿勢がいいと思った。初心者はまず立つのに苦労する」

「そうなのか。背中を叩かれて矯正された甲斐があった」

「ダチの子供にダンスさせないかと誘ったのを思い出した。空手をやらせるからと断られたんだ。空手の方が礼儀作法を覚えて姿勢が良くなるから、ってよ。ダンスも同じなんだがな」

「似てるなら両方通わせればいい。俺も二つ通った」

「無理だな」


 鏡の前で俺の動きを見ていた先生が、近づいてくる。


「ダンスはリード&フォローだ。相手を打ち負かす武道とは根本が違う。……それでは、組んで踊ろう」


 手を差し出された。促されるまま手を取り、結んだ左手を上げられる。先生は「女役をしてやる」と言って、先生の左腕の下に俺の右手を潜り込ませるように言った。俺が先生を抱き寄せるような形になる。

 距離が近い。臍の下の際どい部分が密着する。最近は妻ともこんなに近づいていない。

 いくつか組み方の修正をしたあと、先生はグッと背を反らした。頭のサイドの刈り込みから首筋の線が目の前で強調され、釘付けになる。綺麗だ。


「顔は前。上げろ」


 ななめ下を向いて先生を見ていたら、注意された。

 慌てて顔を上げると、鏡の中の自分と目が合う。自分の立ち姿を意識したことなどなかったが、一本の糸に吊り下げられたように真っすぐ立つ自分と、しなやかに体を反らして寄り添う先生を見て、リード&フォローの意味を理解した。俺が先生をリードする側と知ると、たまらない気分になる。

 先生がスマホのAIに「ねぇ」と呼びかけた。


「ワルツをかけて」


 柔らかい物言いは先生本来の口調と違う。お願いを聞いたスマホがスピーカーから音楽が流し始める。


「まずは左足から」

 

 先生のカウントのあとに踊り始めた。

 俺が足を出すと先生が引く。「踏み出す、横に開く、足を揃える」が基本ステップと習った。ちょうどワルツの三拍子に合う。前進ステップ、後進ステップ、そしてターンを習い、順番にしようとしたが前進ステップを二回繰り返してしまった。内心で「あっ」と思ったが、先生は何も言わずに汲み取って動きを合わせる。


「順番は気にするな、好きにしていい」


 一度の失敗のおかげで何をやっても許されるとわかってしまった。

 俺の腕にすっぽりと収まっているのは先生なのに、身を委ねてしまっているのは俺だ。どう動いても先生はついてくる。気配や体重移動で察せられるものなのか。音楽に合わせてゆるやかに踊っているだけなのに、随分と会話量が多い。最後は握っていた手の力を緩めただけで先生が終わりを察し、手を下ろした。


「どうだった?」


 なるほど、これは武道とは違う。


「……勝ち負けではないことは分かった」

「当たり前だ、パートナーと競ってどうする」

「はは、その通りだな」


 競ってどうする、か。どうするんだろうな。

 俺はずっと勝ち組の人生を送ってきた。

 生まれついたときから俺の勝ちは決まっていた。俺は頭が良く優秀で、生家も悪くない。誰と競うことなくトントン拍子で順調に、進学も就職も結婚も、狙い通りに進んだ。

 習い事の空手と柔道で負けたことならあった。でもそれも自分に必要な経験なのだと、他が順調だからこそ驕り高ぶらないためのバランス調整として、勝ち要素の一つとしか思わなかった。そのくらい、自分のやってきたことに自信があったのだ。

 だから、妻の不倫は初めての正真正銘の"負け"だ。死にたくなった。


「そうは言っても、ダンスの世界にも勝ち負けはあるだろう?」

「競技ダンスではそうだな。俺は辞めた、競技はもうしねぇ。ジジババに趣味を教えてる方が性に合ってる」

「あとは政治家や高級官僚?」

「サラリーマンもな」

「スイートルームで?」

「そう」


 何を言っても冗談めかして答えられて真意が見えない。結局、ダンス講師だと明かされても先生の正体が分かった気がしない。

 流れでダンスを習ってみたものの、特段好きとも嫌いとも思わなかった。希死念慮が消えるくらいの気晴らしにはなったか。でもそれも一過性のものだ。

 ただ、このまま別れるには惜しい男と知り合ってしまった。


「……もう一度踊っても?」

「どうぞ、気が済むまで」


 勝つや負けるではなく、もっと知りたいと思う。

 先生は独特の雰囲気の色気のある男だ。酒の楽しみ方と、男っぷりの良い着こなしを知っていて、粗野に話すが品がある。俺とは生きてきた道が違うと一目で分かる。それこそ立ち飲みバーのような場所で出会わなければ、一生縁のない人間だっただろう。

 違う種類の人間だからこそ、素直に師として仰げる。


「本当にダンスを習おうかな」


 絵画から鏡を取り外し、帰り支度を手伝いながら呟いた。先生は「いいんじゃないか」と同調した。


「やるなら妻と別れた後か、隠れてやれよ。男役は少ないからモテるぜ。パートナーになってくれって引っ張りだこだ」

「あ……そうか、」


 普通は女性と、生徒同士で組むのか。


「先生と一緒に踊れるわけじゃないのか」


 折りたたんだ鏡を先生に手渡す。

 そのときに先生の目を見て言ったのは、わざとだ。


「……じゃあ次も個人レッスンだな」


 こんな口説き方、先生ならいくらでもされてきただろう。慣れを感じる。


「俺は高いぞ」

「そういえば今日はいくら払えばいい?」

「今日は体験会。サービスしてやる。人助けをしたと思えば気分がいいしな」

「人助け? そんなに落ち込んでるように見えた?」

「ヤケになった飲み方をしていて、殺してくれと言われれば」

「殺してくれとは言ってない」

「はは、俺も暇つぶしで声をかけたんだ。別にいい」


 殺し屋のような鞄をしまい、先生は懐から名刺を取り出した。「気が向けば」と渡されて、やっと先生の名が分かった。ダンススクールの名称も連絡先もある。


「じゃあな、立花サン。死ぬなよ」

「ああ。ありがとう」


 もう一生入ることのないようなスイートルームを後にした。きっと生涯忘れない記憶になった。何かまた打ちひしがれるようなことがあっても、繰り返し反芻してなぞれば慰められる記憶。それを頼りに家に帰り、妻を糾弾し、別れを告げた。

 さめざめと泣きながら謝罪を繰り返す妻を置いて、俺は一人で動画サイトを漁る。先生の名前で検索すると、ダンスの競技会の映像がいくらでも出てくる。表彰台の一番上にのぼると、ウイニングダンスのようなデモンストレーションがあり、先生はそれをよく踊っていた。この界隈じゃやはり有名人だったのだ。

 翌月には妻と正式に離婚し、ダンススクールに入会を申し込んだ。申し込みフォームの備考欄に「競技会の動画を見た」と一言書いて送った。返ってきた事務的な申し込み受付メールに、先生の人間性が足される。


「だから名乗りたくなかった」


 あんなに優雅に美しく踊る先生でも、見られたくない過去があるのか。

 それを暴けたらどんなに気分が良いだろう。どうやってレッスン以外の誘いをしようか考えながら、先生の個人レッスンを段取った。

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