第2話
2話目にしてやっと自己紹介である。
前世では女子中学生(2年)だった。
課題のせいで徹夜してたし、昼飯持って行くの忘れたし、3限目に体育あったせいで貧血かなんかで倒れたのだろう。
もともと貧弱だし。
前世には家族と恋人以外の未練はない。
というかボッチすぎて人と話せる気がしなかったし。
…いや、友達はいた。いたと言いたい。悲しい。
自己紹介はほどほどにしてそろそろ本題である。
ステータスに煽られたままなのだ。(なお本題では無い模様)
ということで煽り返してみる。
「念じただけで開くんなら最初からひらけよバーカ」
ステータス▽ーー
そんなんで開いたら楽しくないでしょ?
ーーーーーーーー
最初から開いたほうがいい。(断言)
というかよく考えたらそもそもステータスと会話してることが異常なんだが。
なんだこいつ。
ステータス▽ーー
ボクが特別なだけ。ステータスとは基本会話できないよ。というかステータスに向かって会話してたらそれただの変人だろww
ーーーーーーーー
ステータスうぜぇ。
思考読み取ってくんな。
いや、思考読み取らんとステータスに向かって会話変人になるから読み取れ。
…こんなことしている場合ではない。
夜が刻一刻と近づいてきている。
「なんとかしないと…」
ステータス▽ーー
火の付け方わかる?水源の位置わかる?わからないよね?教えてあげるよ。
ーーーーーーーー
ここはありがたく教えてもらうことにする。そろそろ普通に命にかかわる。
ステータス▽ーー
マップ表示するから自分でマッピングしてね。歩いたら自動でマッピングできるから。
ーーーーーーーー
というかなんでそもそも自分のステータスみれないの?見たいんだけど。
ステータスって名前なのに?はよだして?
ステータス▽ーー
そんなに見たいのなら表示するよ。
人族 名前なし Lv1
HP
100/100
MP
500/500
魔法類
生命魔法
スキル類
多言語理解
体力消耗軽減
称号・加護
命を吹き込む者
転生者の加護
魔法は習得できるよ。命を吹き込む者については、生前に人形劇みてたからじゃない?人形用意したら新しい生命をつくれるんじゃない?
ーーーーーーーー
名前なしってなによ。…なによ?
名前が思い出せないんだが…
命を吹き込む者よりも名前を覚えてないことのほうがインパクトデカいんだが。
生命魔法…もしかして…
…人形をつくったらうるせぇステータスを外に出せる?
ステータス▽ーー
出せる。というか出して。動けたほうが楽。
使い方わかる?人形になるもの用意して、それに魔力を込めるだけ。イメージでなんとかなるよ。
ーーーーーーーー
そんならそこら辺に落ちてたこのなんか毒々しい色した木の葉っぱでやってみるか。
えい!
できん。
こうかな?
ふん!!
ぼん!そこにはなんと女装ショタがたっていた!
…いやなんでそうなった!!
❏
作者です。次の更新は未定です。複数人に見られれば書きます。
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