またね

 「あやめっちと踊ったおかげで優勝できたよ。ありがとう」

 あはは...

 

 「それじゃあ、またね」

 あ、うち、帰りたいんだけど...


 「このキンモクストリートをまっすぐ行ったら、ふたり出会ったとこに行くよ」

 わかった。じゃあね。


 「またいっしょに踊ろう」

 うんっ、うちもダンス好き!また踊ろう!また会える?


 「うんっ、きっと会えるはず」

 じゃあね恋ちゃん。


 「バイバイまたね、あやめっち」


 ショッピングセンターの2階に着いた。エスカレーターで降りたら、いつもの1階食料品売り場。




 

 

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

キンモクストリート ヤッキムン @yakkimn

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ