第8話 ラノベ作家もおしまい

 俺の人生は、トラックの轟音とともに終わりを告げた――はずだった。目を覚ますと、そこは見知らぬ世界。空には二つの月が浮かび、地平線には巨大な城がそびえ立つ。『ここはどこだ?』と呟いた俺の声は、誰にも届かない。ぼっちだった前世の記憶が蘇り、胸が締め付けられる。だが、俺は気づいてしまった。この世界では、俺にしか見えない“スキルウィンドウ”が存在することを。


 やっと本編が始まったと思った?


 いやね、書けないからMicrosoft Copilotに書いてもらってみたんだよね。


 スキルウィンドウって何だろう。いきなり次が気になるよね。


 俺はこんなの書けないや。しかもCopilot、これを一瞬で書きやがった。


 こんなの量産されたら必死に文章考えてる俺たちってバカみたいだね。


 ラノベ作家もおしまいだね。





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