御厨ナギはいちゃいちゃしたい

希来里星(きらりぼし)すぴの

登場人物軽く(言える所だけ)紹介

藤原みやび

進学校椿ヶ島(つばきがしま)高校3年生。身長168センチ。

突然「白の貴公子」の番いだと言われ困惑するヒロイン。

進学校の優待生なので成績上位をキープするのが大変だが、一人暮らしをしている為正統派メイドカフェ(tranquillité トランキリテ)でバイトをして生計を立てている。

バイトでの名前は「カリナ(仮の名」ネーミングセンスが壊滅的に悪い。

厄介な客をその武術でもって撃退することから、常連客から「狂犬」とあだ名されている。

母親からは毎月生活費を貰っているが、それには手を付けずに自分の稼ぎだけで暮らしたいと意地を張っている

友人からはみやちんと呼ばれているが「みやちんってなんだ」と密かに思っている。

茶色の髪の毛で右耳に天然石のピアス、左耳にイヤーカフをつけてるので派手な遊び好きに思われるが、本人はしたい格好をしてるだけ。

学業とバイトの生活で疲れ果てて、たまの休みはサブスクでB級(Z映画も)を視聴すること。

将来は翻訳系の仕事に就きたいとは思ってるが、進路にまだ悩んでる。

SNSでの名前は「フェイル(fail」


御厨(みくりや)ナギ

護国機関警護隊壱番隊隊長。

眉目秀麗、武術にも長け、何をやらせても完璧なことから「白の貴公子」として広告塔に使われており広報が担当するSNSでは毎日ナギの写真が掲載されるたびにトレンドに入る程。

22歳。身長183センチ。

子供のころから女性に言い寄られていた為、うんざりしてる所に「三つ目の巫女」のお告げで番いを見つけてもらったらすり寄ってくる女たちへの抑止力になるんじゃないかと気軽に申し込む。

まるで期待してなかったが、実際に会ってからはみやびを溺愛することになる。

高校時代に海外に赴任が決まった親とは離れて子供の頃からの剣術の師でもある弘原海(わだつみ)の家で暮らしていた。

偏差値ランキング1位の宮清(みやせ)高等学校の首席だった。

ちなみに男子校。

ナギ視点で物語を書いてる時に「それにしてもみやびは可愛い」と著者の頭の中で連呼するから困る。

職務に忠実な事から敵対する組織ノラネコには「忠犬」とあだ名されている。


加賀宮(かがみや)ジン

護国機関警護隊弐番隊隊長。

25歳。身長185センチ。

よく「ちっ」と舌打ちをする。

面倒なことは後輩であるナギや副隊長であるシオンに押し付ける。

物事を斜に構える性格。

ナギとは剣術の師範でもある弘原海(わだつみ)を通じて子供の頃からの知り合いで、ナギを護国機関に誘ったのは加賀宮であり、自分の仕事を押し付ける為でもある。

成人するまでは弘原海邸で暮らしていた。

容赦ないことから敵対する組織ノラネコには「猟犬」とあだ名されている。


シオン

身長175センチ。

柔和な笑みを絶やさない、一見すると人当たりの良い男だが、実は作中一番秘密が多い男。

シオンというのも本名ではない。

誰も本名を知らない(加賀宮も面倒だから詮索しないし、杠葉(ゆずりは)長官も「格好いい名前でいいじゃない」と黙認してるし、ナギも人の事には興味ないから)

肩までの長さのさらさらとした髪の毛に青色のインナーカラーを入れてる。

恋人を絶やしたことが無いが、2股をかけているわけでもなく付き合ってた彼女と自然消滅で別れたらすぐに別の女に声をかけられる。

シオン曰く「異能よりも怖いのは私が別れたらすぐに聞きつけてくる女性」との事。

自分から告白したことはない。

交際中は彼女を大事にするが「壁を感じる」と振られることが多い。

本人も「それならそれでしょうがないな」と思っている。

趣味は加賀宮をからかう事。


杠葉(ゆずりは)長官

護国機関の警護隊や敬神の会らをまとめている。

上と下との板挟みで苦労してる。

飄々としてるがかなりの切れ者。

やや猫背気味の中年男性で愛妻家。

警護隊現役時代は武術よりも陰陽道での戦いを得意としていた。

「ワルイコトしちゃダメだよ~めっ」と言いながら素行の悪い隊員らをフルボッコにすることも。

自身は長官に選ばれた時に「貧乏くじをひかされた」と嘆いていた。

三つ目の巫女を「みっちゃん」と呼んで可愛がってる。

腐敗しつつある護国機関を立て直したいと思っている。


天方(あまかた)

護国機関警護壱番隊副隊長でありナギとは学生時代からの友達。

身長179センチ。

近づいてくる女性が居るが大体が「将を射んとする者はまず馬を射よ」という考えのナギ目当ての女たちなので彼女が居たことはないがナギのことは親友だと思ってるので恨みを抱かない。

ナギの変貌に驚きつつ、親友の幸せを我がことのように喜んでる善人。


志島(しじま)かなえ

みやびの友人。

愛称はかなっぺ。

みやびの事はペットだと思っている。

口癖は「みやちんはアタシの彼氏」だが、そういう性的嗜好ではない。

身長156センチ。

みやびに抱き着くのが好きなので、ひそかにナギにジェラシーを抱かれている。

相貌失認の術でナギの事は「イケメンのエリート公務員」という認識にとどまってる。

幼馴染のハルカと共に居たいというだけで名門・菊花大学への受験を決める。


櫻川(さくらがわ)ハルカ

みやびの友人。

愛称ははるっち。

みやびの事は愛玩動物だと思っている。

3人の中では突っ込み要員。

かなえとは幼稚園の時からの腐れ縁。

学業とバイトの両立でいつか倒れそうなみやびに不安を抱いている。

みやびの番いは名前すら教えられない立場だと聞いて、公安などに所属してると思ってる。

菊花大学に進学希望。

両親は弁護士で法学部狙い。


藤原忍

線の細い黒髪美女で、みやびの実母。

あまり感情を表に出さないが一人娘であるみやびを心から愛している。

が、束縛傾向があり、子供の頃からいじめにあっていた彼女を心配し、小、中学への入学を許さなかった(この世界は義務教育制度は撤廃されている)

月に一度実家に来て生活費の受け渡しを直にすることなどを条件に一人暮らしと高校生活を受け入れる。

約束を破ると即実家に戻る事が条件でもある。


白鳥乙女(しらとりおとめ)

寮母。

10話で「馬鹿が。人間があいつにかなうとでも思ってるのか」と加賀宮がこぼしていた相手。

異能無しのただの人間のはずだが、人類最強生物、それがオカン。

ナギの母親よりは年上。

尚、3人の息子がいる。

夫は寮長の白鳥大牙(しらとり おーが)

ナギを貴公子ちゃんと呼び「顔はいいが男としては魅力が足りない」と思っている。

シオンの事は「気が利く子だね」と気に入ってる。

加賀宮に対しては「あの子いつも不機嫌そうだね。いつかあたしがお見合いをセッティングしてやらなきゃ」と画策してる。

五行が寮に近寄れないのは乙女にこてんぱんにやられたから。

大財閥の跡取り息子だろうがなんだろうがしばく、それがオカン。


白鳥大牙(しらとり おーが)

乙女の夫であり、影が薄いが寮長。

嫁の尻に敷かれてる。


護国機関。

人に害をなす異能力者を討伐、異能力者の保護、または異能を騙った事件などを防ぐための「警護隊」

巫女、神職、術師らで構成されて神の加護を賜る「敬神の会」

ネットを制するロジックマスターらが所属する情報統制を行う「電子警備隊」

異能に関わる事件、事故を担当する「特異存在解明調査班」

異能力者らを保護した後に差配している「籠ノ守部(かごのもりべ)」

などで構成されている。

異能暴走事件の被害遺児、または能力を制御できない子供の異能力者らを保護する弘原海(わだつみ)とも協力関係にある。


弘原海(わだつみ)

異能暴走事件の被害遺児、または能力を制御できない子供の異能力者らを保護する男。

武術にも長けており、ナギと加賀宮の師匠でもある。

ナギの祖父「御厨コウ」にも恩を抱き、彼を孫のように可愛がっている。

秘書に蓮見(はすみ)という男が居る。


蓮見(はすみ)

弘原海の秘書。

子供らの世話をも担当しているので、成人しているナギや加賀宮に対しても子ども扱いをする。

彼らの武術の兄弟子でもある。


三つ目の巫女

大災害や死者が沢山出る事故事件は見ることができない(生死にかかわることは神の領域だから)為、強硬派からは「番い(つがい)しか見ることができない無能」と思われているが神をおろすことができる希少な存在「巫女姫」の1人である。

祖先は三つ目の鬼。

血が薄まるにつれて見た目は普通の人間になっている。

護国機関の、神を妄信する派閥である「敬神(けいしん)の会」で擁されている。


ノラネコ。

異能者の権利を主張する集団。

籠の鳥(護国機関に保護され、協力関係にある異能力者)を狙う事から通称ノラネコ。

様々な異能力者が属しており、その能力を使い様々な事件を引き起こしている。

喪服を着た女、通称「クロネコ」が数年前から資産家殺人を起こし、護国機関からさらに警戒されている。


広報

高木 

サメ映画学会員、割とお調子者。


広報

松島

女、ナギの事は格好いいと思っていたが、あまりにも反応がないためにさっさと諦めてる。

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