完成された世界観に圧倒されました

これはただの百合ではありません。
ヤンデレが好きだとか、百合が好きだとか。そんなものを一切合切わすれて読むことに夢中になれました。

なぜか?

世界観が完成されてるからです。

命を尊ぶ世界が、この小説の中では精巧に表現されていて簡単に頭の中でイメージをつくりあげることが出来ます。
「誰かのために死にたい」「誰かを犠牲にしてでも生き残りたい」「守りたい」「守られたい」「助けたい」「助けて欲しい」
色々な感情と思惑が交差した結果、最終的に見える景色があそこまで美しいとは思いませんでした。

どうしてこちらの作品がもっと注目されないのか不思議で仕方ありません。

まだ未読の方々、ぜひ一読してみては?

その他のおすすめレビュー

紅日ももさんの他のおすすめレビュー23