異世界から来た俺が唯一使える魔法が違法だった

@Yamisaki-mai

プロローグ

俺は今とある建物にいる。この建物は老朽化がひどく近いうちに取り壊さる予定らしい。階によっては空きフロアとなっている。

俺は独りエレベーターに乗り用事のある階のボタンを押すとガタガタと音を立てながら動きだす階数表示版に目をやり一つひとつ数字が大きなっていくのを見ていると目的の階ひとつ手前で止まった。

『4階です』と女性のアナウンスの後扉が開く、だがこのフロアは薄暗く空きフロアだった。乗り込もうとする人の姿もなく閉めるのボタンを押すが…

「あれ!?」扉は閉まらないもう一度ボタン押すが扉は閉まらない故障かな?

まあ次の階だし階段で行くことにした俺はエレベーターを降りすぐ近くに階段の入り口らしき鉄のドアを開けると強い光で眩しくなり俺はとっさに目を閉じた。

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