第陸章 真理の刃
かくて神、天より刃を降し給ふ。
その刃は、禍を断ち、罪を裂き、偽りを両断する真理の形なり。
星のごとく輝き、夜の闇を裂きて光を導く。
刃に惑う者、心に迷いあるがゆえに傷つく。
然れど、刃を畏れず受け入れし者は、己が罪を知り、清められん。
星刃は与ふるものにあらず。
星刃は試みなり。刃を握る者、真理を担う者なり。
嘘を断つためにこそ刃を振るえ。
己を護るためにこそ刃を抜け。
されど、怒りに任せて刃を振るうなかれ。
真理の刃は、常に静かにして、正しき手によりてのみ輝く。
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