第6話
気まずい......) 2人は同じことを思う
あのあと喫茶店に行き 今は2人で向かい合い座っている
「あの ご注文は......」
「.......」 「えぇ...??」
この時ついに15分の沈黙が破られた
「カプチーノで...」 「俺コーヒーください...」
「...ご注文ありがとうございます 少々お待ちください」
(...今しかねぇ!!)
修斗は勇気を振り絞った!「あの〜お名前は...」
「......鈴木未来16歳です.....」
「あ〜同い年なんすね...へへ」
三下のような笑いが出てくる
「俺は鎖真修斗です...おんなじ16歳...です」
(よし!行ける!!行くぞ俺!!) 少し元気が出る
「...それで本題なんだけど...どういう経緯であそこに?」
「えと 能力のことバレたらあの路地に無理矢理...」
「そっちは攫われたんだ...おれは気がついたら
あの路地にいてさっきぶっ倒した男が後ろに現れたんだ」「そっからは訳もわからず逃げ続けてたんだ
まじでビビったよ...」
思い出すだけで修斗の心臓が痛む
今度は未来が質問する
「なんで能力が欲しいか...とか言われた?」
「いや....言ってなかったよ たぶん?」
「私の方は世・界・の・た・め・って言われたんだよ...」
「それで思ったんだよ 相手はやばいカルト教団の類で
これから私たちは追われ続けるんじゃないかなって...」
(確かに何か大きな理由がない限り人殺しはしないか...)
「じゃあ ずっとあんなわけわかんねーやつらに...」
正直修斗は生き残れる気はしなかった
「だからさなるべく一緒に行動したいんだよ...えと...
修斗...さん? くん?」
意外なお願いに修斗は困惑する...が正直それには
修斗も賛成だった
「好きに呼びな...でも気を遣って欲しくないかな
これから 強制的に一蓮托生なわけだからさ」
力なく微笑む
「これから学校終わったら迎え行くよ...いやかも知んないけど」
「ありがとう私は県立西校だから毎日4時半くらいに迎えにきて欲しい...」
「お おう...」(気まずいとか思ってたのは俺だけか
それともそんな対象とすらみられてないのか...はぁ)
2人のカップは飲み干された
会計を済まし店から出てしばらく歩く
「じゃあ私こっちだから...じゃあね 修斗くん」
「う...うん未来さん じゃ」
10分後〜
「ばぁぁぁぁぁぁぁ」 訳のわからない声を出し
修斗はパジャマ姿でベットに横たわる
(帰ってきたらもう夜だった...2時間ぐらい外いたのか...
今日はヘビーだったな)
「ご飯だよ〜おりてきな修斗!!!」
「おっ」 階段を駆け降りる
献立は修斗の好きなハンバーグだった
「おっ ハンバーグじゃ〜ん うれし〜」
(今日疲れたしおかわりしよっかな〜)
食卓につきワクワクして全員が机につくのを待っている時
「これで...元気だしな 次を追え 息子よ!」
母親は手でグットマークを作る
修斗と父は混乱した...が
その瞬間修斗の今日の最悪な思い出が蘇る
(ウっ!!!!..........思い出したく.....なかったなぁ.....)
ハンバーグは心なしかしょっぱかった
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