第101話

ーーーマジで、頭オカシイ。




「ーーーホント、お前は、」



「はい?」



「お前は、ほんっと頭オカシイわ。」



「ーーーえ、」



「本当、気に食わねぇ。」



「大谷さ、ん?」




俺はまた画鋲を外し、手に取った飾りを野々村夏実の方へ向ける。

野々村夏実は自然とそれに手を伸ばし、受け取ろうとする。



俺はその手を掴み、自分の方へ引き寄せ、体勢を崩した野々村夏実を抱き締めた。




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