第103話

「準備、というか、良い経験にはなると思うけど…」




一瞬、この間保育園に行った時のガキ共と、あの男の保育士の顔が浮かんだ。



休みの日も親御さんと一緒に居れず、保育園に居るやつらも居んのか…

っつーか、ということは、保育士も必然的に休みが無ぇっつーワケだよな。



スゲー大変じゃん。




「ーーそれってどこで募集かけてんの?」



「学校からかかってる事もあるし、役所とかで募集してたりもするよ」






ーーーやってみっかな。





俺にも何か出来るかもしんねぇ。





「ふーん」


「も、もし良かったら、一緒に行こうか?!」


「いや、自分で探すから良い」


「そ、そう…」


「あぁ、サンキューな。」



俺は女子生徒二人に軽く手を挙げ、今度こそ帰路についた。



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