第101話

俺が聞きたいのはそれだった。


パンフレットには学校の施設とか就職率とかばかりが載っていて、

資料には学費とか何年制とかそんなもんしか書いてねぇ。



他に必要なモンがあるんじゃねぇかと思っただけだった。



別にコイツらが俺の後を付けようが、盗み聞きしてようがどうでも良い。


ただ、他になんかねぇのか聞きたかっただけだった。




「…多分、」



俺の質問に女子生徒の一人が口を開く。




「多分、準備?は専門にいる間にするんだと思う…よ?…その為の専門だから…ね?」



そう言いながらもう一人の女子生徒の方へ顔を向けるソイツ。



「あ、うん、そうだね。」



もう一人の女子生徒も頷いた。




「ーーーあぁ、そういうことか。」



俺も納得した。




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