第13話

「ーー大谷さん起きてたんですか?」



不機嫌そうなコウキの後ろからも声がして、

コウキの肩越しに顔を向けると、



「ご飯、食べれそうですか…?」




俺の部屋のドアからひょこっと夏実が顔を出していた。



「……夏実?」



訳が分からず思わず名前を呼ぶ。



「はい、野々村夏実ですが。」



夏実は不思議そうな顔をして俺を見ていた。




いや、どう考えても意味分かんねーだろ。

なんでお前が意味分かんねーみたいな顔してんだよ。




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