焼け野が原でオーロラを-The Last waltz with You on the Scorched Earth-

卯月 朔々

【登場人物、用語説明】

登場人物紹介


【登場人物】

 

渕之辺ふちのべ みちる(21)

  ……人当たりが良く、物怖じしない性格。育て親が武器商人だったことから、その界隈の人間には名が知れている。チョコレート好きで、一口サイズのチョコレートをいつも持ち歩いている。

 左利き、愛用の銃はベレッタ92。黒髪ストレートロング、黒い瞳、病的なまでの色白。身長170センチ後半。



サヴァンセ(40手前)

  ……無口で人当たりが悪い。チェインスモーカー。長らく戦争状態だった小国の、元特殊部隊の狙撃手スナイパー。本名は不明で、「梟」はコードネームだが、それをそのまま名乗っている。

 右利き、愛用の拳銃はP226、狙撃銃ならL96A1。黒髪で緩い癖毛。灰色の眼。身長190センチ後半。



洞山うつろやま 直忠なおただ(32)

  ……元教師だが、その実態は民間諜報員スパイ。依頼を請け、潜入調査するのが仕事。みちるの高校に着任したのも、民間諜報員の仕事の一環だった。

  シェイクスピアに詳しく、芝居がかった素振りをする。

 右利き、愛用の拳銃はグロック19。

 


玖賀くが 愛人まなと(21)

  ……親の代から、みちるの家と付き合いがある。みちるの幼馴染で、関東一円に勢力を広げる暴力団の若頭。

 いろいろ抜けたところはあるが、人の良さから慕われる青年。

 


ナロンヴァス・カウシェニス=ドリストラ(30代半ば)

  ……梟が軍人だった頃(特殊部隊にいた頃)の部下。梟が死んだ時の交代要員として、梟が直々に育てていた。

 リエハラシアとクルネキシアの両国が統合する流れになった際、リエハラシア側の代表の一人として参加。


 

アリスティリア・ヤシルド=リングネンツェ(40代前半)

  ……梟の母国と敵対していたクルネキシアで最も戦果を上げた狙撃手スナイパー

 梟とは、お互いに憎しみと尊敬が入り混じった感情を抱き合っている。世話好きな性格。


 

ライオニオ・アリサンディ=ローダモント(19)

  ……少年時代、とある事情から、アリスに養育されることとなった。

  親代わりのアリスへの信頼がとても厚い。アリスの宿敵である梟の命を狙っていたこともあるが、すぐ返り討ちに遭った。通称・ライオン。



アニエロ・シアーノ(28)

 ……バルカン半島の某国の歓楽街を仕切る、イタリアマフィアの男。普段は気弱で巻き込まれ体質。

 とある一件から、みちると梟に世話になり、交流がある。


 

アンゲリカ(16)

 ……アニエロが飼うドーベルマンの世話をしたり、掃除が苦手なアニエロの代わりにハウスキーピングする少女。

 みちるを慕っている。元はスラム街育ち。





【用語説明】

 この作品ででてくる、この三つの国は架空のものです。

 

・リエハラシア

  梟の母国。旧東側諸国からのバックアップを受けて、戦争していた。


・クルネキシア

  アリス、ライオニオの母国。旧西側諸国からのバックアップを受けて、戦争をしていた。


・新国家(作中で名前を出していない)

  リエハラシアとクルネキシアが統合した後の国家。樹立から約三年しか経っていない。


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