【平成五年】テルスターボールの白と黒さがす野の陰アスファルトの上空を

 Jリーグ開幕。

 私は小学校でサッカー部にいたのですが、知っているのは高校サッカーでしたので、派手さに驚いたものです。違う……と思いました。

 でも、いつの間にか、それがサッカーの雰囲気と馴染んでいます。


 今もJリーグは続いて選手は世界で活躍し、令和もサッカーは元気ですね。

 女性がサッカー部と言うとマネージャーだった時代を知っているだけに、今は普通に女子がサッカーをしているイメージがあるのも嬉しいです。


 そんな中、私にとってブロカントなのはテルスター。

 今も絵文字でサッカーボールとして提供されている、白黒の五角形と六角形のデザインです。私の子供時代のサッカーと言えば、これでした。このボールで自主練したくて、祖父母からの臨時収入(普段は母が回収)で買わせて欲しいと親に懇願。

 クリスマスならば買って良いと許可が出て、手に入れましたが、自分の物は自分の物・妹の物も自分の物な兄が好きに使い、私が練習したくても返してくれません。果てに、わざと車道に転がされたボールはトラックに轢かれ、破裂。

 潰れたゴムを拾う私に兄は「もう要らないから」と去って行きました。

 二個目のボールを買うには、どうしたら良いか、途方に暮れ……。

 だからなのか、あのデザインのボールへの愛着は今もあり、欲しいのはテルスターです。

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