最後の順と作者の黄昏が
涙を誘う…
(でも、エンリ推しは譲れない)
作者からの返信
【BAR《キラっテーラー》──今宵の記録】
──深夜。カウンターに、静かに氷の音が響く。
ユズハ「ねぇ先輩ぇ〜……“エンリさん推しは譲れない”ってぇ……どう思います?」
潤『……いや、読たんが誰を推そうが自由だろ?』
ユズハ「そ〜お〜ですかぁ〜?
でも“読たんが、エンリを推してる”って、ちょ〜っとだけ……やきもち、妬いたりしませんかぁ?」
潤『しないって!!……いや、ほんのちょっとだけだよ!? 別に……!』
ユズハ「はいはい、じゃあ〜」
──カラン
ユズハ「“骨抜きジンジャーエール”ひとつ、お願いします♡」
作者「かしこまり──“嫉妬と寂しさの味”、甘さで包んで、最後に“魂ごと抜ける仕様”で」
潤『待て!?なんか液体が心に語りかけてくるんだけど!?あとラベルに“従属契約済”って書いてあるんだけど!?』
──そのとき、扉が開いた。
チリン……
読たん(※無言で入店)
──気づけば隣に座っていた。
潤『……え、なんで読たん隣に!?俺いま飲まされそうになってんだけど!?』
ユズハ「だって、“譲れない”って言った読たんだもん。巻き込まれ運命ですよ♡」
作者(トレイをすっと差し出す)
「では本日、お二人にご提供するのはこちら──」
【ダブルドリンクセット】
《骨抜きジンジャーエール 〜嫉妬の炭酸仕立て〜》
• 潤用:甘いフリして記憶を溶かすやつ
• 読たん用:なぜか“潤の気持ちが転写”されて泣き出す危険物
※どちらも飲み干すと“エンリが脳内に常駐”します
潤『いや無理!!なんで読たんまで俺とおそろいドリンク出されてんの!?ってかこれ飲んだらもう戻れないヤツだろ!?』
──カウンターの照明が、静かに落ちていく。
ユズハ「さぁ♡ 飲んでくださいね、先輩も読たんも……“推しの深さ”って、甘くて怖いんですから♡」
潤『ダレカタスケテエエエエ!!!』
昨日?素麺です。
今日も素麺です。
明日も当然、素麺。
人は素麺に始まり素麺に死す( `ー´)ノ
作者からの返信
素麺ラッシュ(΄◉◞౪◟◉`)!!!
嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!
毎年思いません!?
「もう素麺はいいかな……」って!!
でも夏になると──来るんです!
奴が!!!
冷たく、白く、絡まって!!!!
まるで締切……
まるで作者の孤独……
人は素麺に始まり、原稿に追われて死ぬのです──(乾麺ポエム)