異世界の話ではありますが、戦いのシビアさが緻密に描写されているダークファンタジーです。しかしだからこそヒロイン達を応援したい。そしてダークなだけではなく、明と暗、緊張と緩和のメリハリが効いた大変秀逸な物語だと思いました。これからも拝読させて戴きます!
序盤から苛烈な戦火の描写に引き込まれ、数奇な運命を背負う少女の姿に目が離せなくなりました。緻密な世界設定や学院の背景がしっかり描かれていて、物語に深みがあります。心情描写がリアルで、ただ暗いだけでなく、随所にクスッと笑える軽妙さもあり、読みやすいです。陰と陽のバランスが絶妙で、先の展開がとても気になります!おすすめです!
過去と向き合う覚悟が、セヴラールを戦場へと駆り立てる。贖罪、策略、能力のせめぎ合いが緊張感を高め、ついに物語は決定的な衝突へ。静かに燃える意志と、覆い隠せない血の記憶が胸に残りました。
重い設定で話がとっつきにくいという事は無く、普通にバトル物として楽しめる作品です。異世界ファンタジーですが、武器が近現代、SF的な物があるのも特徴として良いです。戦闘シーンも迫力と重みがあって、緊張感があります。また、過度に物語が重くならないように、ブレイクタイムのコント、コメディもある所も良いです。総合的にクオリティが高いので、オススメです!