第5話

すると、店に入った瞬間。


足に何かが纏わり付く感覚があった。


が、ん?と思いながらも彼は、良い匂いに誘われて店の奥へと進んで行く。


しかし、数歩進んだだけで今度は足だけでなく、体中に何かが纏わり付いて、彼はとうとう動けなくなってしまった。






そこで、彼は初めて大物の罠だと気が付いた。





しかし、時すでに遅しで彼は身動きがとれない状態に陥っていた。

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