第36話

カーテンの隙間から溢れる明かりに起こされ

私はそっと瞼を開けた。



やってしまった。

化粧も落とさずそのままベッドにダイブしてしまったんだった。


そんなに呑んだつもりは無かったのに

どうやら久しぶりに色んな人にあって疲れてしまったらしい。私。





洗面台に行きぼろぼろの顔を見てため息をついた。


はぁ、ニキビできませんように…。




慌ててメイクを落とした後

携帯を見ると時計はまだ6時前を差していた。



着信が2件とLINEが6件


優から


二次会行かないの?


という文章と


無事家ついてる?



と言うLINEだった。



心配されているのか日付けが変わる前にも着信履歴があった。

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