3月31日〜4月6日
「鼓動」
この鼓動潰えるときまで傍にいて 儚き夜の中で微笑む
「バカ」
バカにしてバカにされるというような 些細な日々を忘れられない
「苺, いちご, イチゴ」
真っ白な頂に乗る赤い実を頬張る君の笑顔が愛しい
「厚着」
無いものを埋めてくように言の葉の衣重ねて今日を生き抜く
「拾う」
粉々に砕けた心救う君 最期の骨まで拾ってみせて
「階段」
階段を駆け上がる君の背を追っているけど今も追いつけないの
「導く」
桜散り私を置いて春は逝く 夏へ導く跡を残して
* * *
バカというお題を見たときは「えっ」と思ったのですが、4月1日……エイプリルフールだったからなんですよね。普通に短歌を読んでしまいましたすみません。
「厚着」はちょっと斜め上かなと思いつつ書いたもの。
この中だと「拾う」が好みでしょうか。短歌を作る時はわりとヤンデレ感あるなと思ったり思わなかったり。
導くは思ったより悩んで、こねくり回して形になりました。
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