解説

2人の生徒の別々の話を1文ずつ織り交ぜてそれっぽく作ってみました。途中途中不自然な表現があったと思うので、そこはまだまだ課題ですね。

混ぜないで下にそれぞれ文章を出してみました。


1人は授業で眠ってしまって怒られる生徒。

もう1人は成績のために先生と肉体関係を持ってしまった生徒。

最低ですね!こんな先生!


■■■

目が覚めると学校だった。

にしきーよく寝てたなー。」

うるさい声だ。

他の生徒は迷惑がり、友人がクスクス笑うのがわかる。

後ろの席の野村が嫌味ったらしく言う。

「もう寝るなよー。」

いちいち言わなくてもいい事を先生らしく言ってくる。

イライラで逆に授業に集中出来そうだ。

集中するほど、これがいかに退屈な授業なのかが分かる。

この授業はなんだ。

僕たちの将来にどうやって役に立つんだよ。

結局、先生の自己満足のためだろ。

僕がボーっとそんな事を考えていたためだろうか。

野村が再度おちょくってきた。

ツンツンと僕の肩をつついて小さい声で話しかけてくる。

先生は僕の方に睨みをきかせる。

今回は何もやってないのに理不尽だ。

本当に寝てやろうかとも思うが、不機嫌さが勝ってそんな気もおきない。

授業が終わると先生が僕の方に来る。

先生は眠っていたことを野村に負けじと嫌味ったらしく注意する。

僕はわざと眠そうにして答えてやった。

「もう大丈夫っすから。」

はあ、もうどっか行けよ。

げ。

小声で思った事を言ってしまったきがした。

どうやら違ったようだ。

先生は何も言わなかった。

次の授業は体育だ。

早くしないと、間に合わなかなるかもしれない。

時計はは14:36を示していた。

はあ、先生なんていなきゃいいのに。

僕だったらあんな先生にはならないな。

先生か……

よし、将来の夢は先生だな。


■■■


 いつのまに寝ていたんだろうか

先生も、いつのまにいたんだろうかと思えてくる。

先生の顔は穏やかそのもので、慣れている感じがした。

「ほら、まだ寝てなよ」

成績なんてものが無かったら多分コイツを殺してるだろう。

「はーい。」

だが、先生にこんなとこで反抗しても、もう意味はない。

しかし、眠れなくて、逆に退屈だ。

なんでこんなことしてるんだろう。

自分が馬鹿らしい。

成績のためか。

「寝てる?」

そう声が聞こえた。

先生はこちらを見て近づいてくる。

「起きてるかー?」

こちらを舐めるように見てくる先生はもう先生でもなんでもない。

もはや、ただの嫌なおっさんだよ。

触ってくる手がなんとも汚らわしい。

「気持ちよかったか?」

「まあ、はい。」

「ふっ、そうか、困ったことあれば今のうちに言えよ。」

あんなことをしたのに先生らしく物を言うこの男に殺意を覚える。

そう思った直後、先生は接吻せっぷんをしてきた。

気持ち悪い。

先生は続けて強く体を抱いてきた。

「ちょ、やめて。もう終わったでしょ。」

さらに私の体を触る。

先生は吐息混じり。

私は先生を横に押し倒した。

先生はベッド横の机に頭を打って死んでいた。

どうして、ちょっと嫌がって押しただけなのに。

私は何を。

先生が……

これ、夢だよね……

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夢覚めても夢の続き 六角 @Benz_mushi

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