第148話
午後の授業の予鈴が鳴って、あたしたちは立ち上がった。
そして陸が
「またな、奈津」
いつものやわらかい笑顔を見せる。
だからあたしも
「またね、陸」
と手を振った。
気持ちが晴れた、そんな感じ。
なんでだろう、こんなに安らぐのは。
なんでだろう、出逢って間もない陸に気を許してしまうのは…。
なんで……?
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