第145話
「最近…よくひとりでここにいるよな?」
「え?」
「ほら」と指さした先に、陸と一緒にお昼食べた非常階段が見えた。
「見えてた」
ひとりでいるのを見られてたなんて、ちょっとバツが悪い。
「……一緒にお昼食べる子が体調悪くしてて」
「………ふーん」
嘘、ついた。
つまんないこと話したくない。
せっかくの久しぶりの楽しい時間は楽しく過ごしたかった。
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