第132話

「でも下手に陸にしゃべったのがバレたりしたら、エスカレートするかもしんないし」




「あー、それはあるかもね」




「はー、あたし、学校中の女子から嫌われ者になっちゃったよ…」




背中を丸めるあたしに、「元気出して!」と明るく言ってくれる真尋だけが救い。









真尋と作戦を練った結果、とりあえずしばらくの間は上履きを持ち帰るという、ごく簡単な解決策をとることにした。




用心のために、外履きも下駄箱には置かずに、教室に持参する。





犯人が次はどんな手で来るのか、それとも諦めてくれるのか、それはわからないけど、




やられっぱなしは我慢ならなかった。

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