第108話
え?
あたし?
あたしに言ってんの?
「お前だっつの」と陸の呆れ声。
あ、やっぱり?
篠チンも陸とは反対にトラックの外から、
「吉田―、大丈夫か-?無理するなー」
と大声あげてる。
「だっ、大丈夫です!」
あたしも大見え切って痛みを我慢しながら少しスピードを上げる。
待ちきれない安藤はちょっとだけラインを無視してバトンを受け取りに来てくれた。
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