第5話
夏休み3日前の、体育の時間。
私にとって、一生忘れられないほどショックな出来事が起こった。
その日は体育祭の練習をする事になっていて、生徒達はそれぞれ自分が出場する競技の練習場所へ向かっていた。
私はその日は百メートル走の練習をするつもりで、グラウンド南端へ行って列に並んだ。
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