月光を遮り蠢くそれは?

うっそうとした山中にあるとある場所。
明るい日差しの中では、子どもがドキドキする秘密の場所……が、茂みに濳影をひとたび踏んでしまうと、一体どうなるのか?

この作品から漂ってくるのは、緑や木の香りだけでなく、どこか闇を漂わせる「薫り」に満ちています。

これ以上は踏み入れてはいけない領域に、狭間にふと足を踏み入れた主人公を覆うのは、一体なんだったのだろうか?

あまねく全てを覆いつくすそれは? ぜひ一度、こちら側の世界をご覧あれ……鵺が覆う世界を……

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