第61話
11時!?待って、それじゃあ、
「…だ、大学は!?」
その言葉に寝起きで気怠かった体も一瞬で飛び起きた。
なんだと!?
急いで時計を見て理人さんの言ったことが冗談じゃないのを確認すると体温がどんどん下がっていくのがわかった。
理人さんがいつも出掛ける時間は9時過ぎ。
……あぁ、頭が痛い。
「あ、あの、ほんとごめんなさ、」
「あ、でも、」
きっと顔面蒼白であろうあたしが恐る恐る口にした言葉を途中で遮った理人さんは、
「今日大学休みなんだよね。」
それはそれは優雅に微笑んだ。
白々しい…!!
あたかも今思い出したかのように……!!!
よくよく見たらあれは優雅じゃない!!胡散臭いだけだ!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます