転生したら幼馴染と百合になりました!?

くろと

前編

私の名前はリナ・サーライズ

私は今、困惑している。

何故なら今、前世の記憶が戻ったからである。前世というと地球の日本である、ただ普通に生きていた私は不運な事故によって命を落とした。最後の最後まで痛かった記憶がこびりついて離れない。私の最後の言葉は

「好きな人に好きって伝えれば良かった」

これだった。

今世になって一つ、自覚した事がある、それは幼馴染に対しての恋心であった。

自分でも何が起きたのか良く分からない、だが好きと言う感情が溢れてくる。止まらない気持ちをどうにかしようと四苦八苦している。

その時、ガチャっと音を立てて扉が開く。

「リナ!遊ぼ!」

幼馴染が急に部屋に入ってきた。幼馴染の名前はレイナ・ダン

まずい、今はまずい、気持ちの整理全然が出来てない。好きって気持ちが抑えられない。

「ねえ、レイナ、好きだよ」

「急にどうしたの?私も好きだよ」

分かっている、これが友達としての好きである事くらい、分かっている。

でもそれでいい、今は、ね


5年後


この5年で思った事がある。

この恋心が本当に私の気持ちなのか、本当は私じゃ無くてリナの恋心なのでは、と言う事である。

本当にそうなんじゃ無いかと、私は思っている。何故なら私の前世は普通に男の人が好きだったからである。別に私はそういうことに対して差別意識があるわけじゃ無い。ただ自分がそうなるとは思っていなかっただけ。一ミリも考えていなかっただけ、だから困惑している。女の子の事を好きになるなんて考えていなかった。ただ今私がレイナの事を好いている事は変わらない。葛藤はある、困惑もしている、けれど好きで好きで仕方ない。後5年、そしたら成人だ。成人の日に、告白しよう。

と、その日私は決意したのだった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る