使い魔と執事のちょっとグロい物語

@MEMEMENOMEGANE

「一つ質問していいかい？、何故私は完全顕現ができないんだい？」

召喚者に1人の老婆が質問を投げかける、老婆と言っても身長は190cm近く、軍服を着込み、胸を張っているので老婆と言われても一緒分からないだろう。そんな老婆の名はレヴィ、高位の悪魔である。

「それは恐らく、私がズルをしたからでしょうね。」

飄々と、執事服を着た青年は答えた。

「ズル？」

「そうですズルです、最上級の魔法石を大量に使い、一時的に魔力量を上げることで高位悪魔を召喚しようと目論んだのですよ。といっても、ここまでの高位悪魔を召喚出来るとは思って居ませんでしたが」

薄ら笑いを浮かべ青年は喋る、しかしレヴィは理由が聞けて満足した様だ。

「とりあえず、使い魔契約を結ぶかい？私は高いがね」

「えぇ結びましょう、寿命には自信があるので」

今宵、ある青年と老婆の物語が始まった。

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