煩わしい恋 9首
あなたにはもうなにも期待しないから死化粧にマスカラつけてね
それらしいことならいくらも言えるのに私の唇パルプフィクション
煙草はさ一昨年やっとやめたんだ笑うあなたの歯を汚したい
触れる肌静電気みたいに厭うのね灯り消したら余計くっきり
好きというあなたの眼の奥見えてしまういいのよ
なにが嫌聞けばすべてと言うのでしょうあなたはひどい私はずるい
眼を閉じてあなたの名前を呼んでみるただの名詞が夜に溶けだす
四文字を吐いたら楽になるのかよ落とし前ならどうぞ自分で
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