8つめの起動-遺言

「ハァッ…はッ…は…」

助けて

その思いだけで、真下層にある湖にたどりついた


うまく、歩けない

意識も朦朧とする

もう終わりなの?そんなわけない!


この湖の名は通称、マザー

全ての子たちがここから生まれてきた


湖水は枯れてはいない。

ねぇマザーすこしお水をちょうだい。のどが痛いくらいに枯れているの…

水面に顔をうつした瞬間ギョッとした

水面に映ったのは自分の顔と、そして――――――


天使にあえた


これでおわり。本当におしまい

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