第16話
は?
有也が新聞配達?
そりゃまた、意外だな…。
てか、あの頭で…。朝日に映えそうだな。
キラキラ光ってるんだろうな。
オレは朝日で光ってる有也の頭を想像してしまった。
渉は言葉を続ける
「で、大学生だから、そのまま大学行って、週3コンビニでバイト」
ふ~ん。
ふと。俺の思考が止まった。
「え、あいつ大学生なんですか?」
「うん、そうだよ。意外?」
思わず、頷く。
「はい、とっても。て、ことはあいつ勤労学生なんですねえ」
俺がしみじみ言うと渉は笑った。
「直気くんもそう思う? あれ、そういえば、そういう記憶はあるんだね?一般常識的な…。あ、ごめん変なこと言って。けど、日常生活には困らなそうで良かった」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます