幕間

夢か現実か曖昧なもの。


もうすぐ目が覚めそうな気配を感じた。

目の前に沢山の顔が浮いていた。じっくり見たわけではないが、ひとつひとつ大きさも顔付きも違っていた。

それに焦って目を覚ますと天井、ではなく足側の壁を見た。まだまだ薄暗い空間の中、先ほどとは違う沢山の顔が浮いていた。今思うと顔というよりお面に近かった。

目が合うとダメだととっさに目を瞑ったが、相変わらず沢山の顔は浮いていた。逃げられないと思い、隣に寝ている同居人を揺すったが、こいつは一度寝るとなかなか起きない。必死で揺すっていたがいつのまにか寝ていたようだ。起きると外は明るかった。


あれは夢だったのだろうか。

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