第11話 テメェ、ドコ中だよ!

 ――人物紹介回です。シズカさんがブチ切れるまで、一緒にMCをつとめさせていただきます。大星雲です。


「あんた……ヌコ好きの……」

 

 ――「シズカな時間」というお話の第2期になりますね。基本行き当たりばったりでお送りしています。世紀末編なんて、本当どうしようかと思いました。キャラの設定は変わっていませんが、前回から2年後ですのでイロイロあった差異はございます。


「無視すんじゃねえぞ!ドコ中だぁ!」

 

――君ね、ガラ悪くなり過ぎ。次から無表情だけど愛嬌のある猫姉さんに、強制的に戻すからね。


「私、変わってないし!」

 

 ――では一人目は、W主人公……予定だった、山田です。


 「なに早速呼び捨ててんの?」


 ――山田さんはどんな人ですか?


「2年前も可愛かったけど、本当もうオトナな雰囲気が出てきて、たまらん。あのお尻どうよ?いや、おまえは見るな」


 ――文武両道……のはずだけど、その設定活かせてないよね。


「カワイきゃ良いだろが!テメェ、ドコ中だぁ!」


 ――シズカさん大好きお嬢さんです。


「ま、まあ……そういうことです」


 ――次は、コイツも謎だよな、スコップです。


「初登場ではいけ好かない娘だったけど、今では可愛い相棒です」


 ――シリウス人ですね。シリウスって人住んでんの?


「おまえが決めたんだろう」


 ――シリウス人は銀河文明の「科学」とは異なる理論を作り上げていて、魔法とはまた違うんだけど、シズカさん達は「第三理論」と呼んで蔑んでいます。それとね、シズカさんに毒打つのは趣味だってよ。


「え?……どういうこと?嘘でしょ?」


 ――次は、山田の幼なじみ達か。純情スイレン八百八ヤオハチミホミホミホミホです。


「ねえ、嘘でしょ?スコップって私のこと好きだから毒打つんだよね?」


 ――いや、どっちにしろ、毒打つっておかしいでしょ。何で最近体調悪いか、本当に分かってないの?良いからほら、君の友達達を紹介して。


「てめぇどこちゅうだこらぁ……くすん。……スイレンちゃんは花屋の娘で、ヤオハチは八百屋の息子だよ。ミホミホは料亭の娘。あれ?佐久間は?」


 ――2期で出てないし。佐久間は寿司屋の息子で、山田のストーカーだったから皆からはストーカーと呼ばれています。


「以外といい子だよ。今はスイレンちゃんとつき合っています」


 ――次は……


「虫に行こうか」


 ――もうちょっと人も居ただろ?


「さち子さんだ。山田のお母さんで優しい人でした!」


 ――ミホのお母さんが相対的悪者になるはずだったんだけど。


「後は、アツシだ。ゴメンねぇアツシ、頭弾けさせて。テヘペロ!」


 ――1期でも名前しか出てこないね。改造町人にされて、頭弾けされられて、可哀想といえば可哀想。


「そうだ!お姉ちゃん」


 ――ミツルさんだね。シズカさんのお姉さんで、重度のシスコンだ。シズカさん並に強いのだけど、飽きっぽくてトラブルメーカーという設定。黒猫のシズカさんに対してミツルさんは三毛猫です。

 

「お姉ちゃんは可愛いからな。何しても私が後始末するから大丈夫。……こんな物かな?間宮先生とかタクシー運転手とか、司令室の人とか。関係ないからいいよね」


 ――あと一人いたんだよ。


「ちょっと待ってろ(読み直してる)」


 ――いちおう、モブ以外で新規の人はいません。洞窟の主とかもあったんだけど、話が重くなるので消えてもらいました。


「あ、もしかしてミップル!?」


 ――正解。情報屋のMとかエッチな看護婦とかは三井さんでした。


「山田が高三ってことは、あの人卒業したのね」


 ――グリモワールでバイトしながら情報屋やってます。世紀末騒動は海辺町の中だけだからね。町外の喫茶店は普通に営業中。


「あとは虫ね」


 ――さらっといこう。頭おかしくなるから。


「ソウジさんはカブトムシ。2メートルくらいある巨大カブトムシだけど。今回はずっと赤い鎧着てます。キャストオフ状態です」


 ――いらんことを言うな。


「加賀美ちゃんは、クワガタムシだよ。ヘラクレスメガロオオクワガタ。でもなんか美少女戦士になってたから、イラッとして折檻してやった。私のこと前から気に入らないみたいだし」


 ――ススメバチの想と瞬。ネタですね、それしかない。

 

「以上です。少ないな」


 ――まだ10話だからね。今後は歴史の修正と、1期のネタ回収。スコップとシズカさんのイチャイチャがメインです。


「そこは山田とでしょう」


――山田はまだ未成年なので。いろいろ出来ません。


「と言うことは年齢不詳のスコップとなら、色々しちゃえるんだ……」


 ――したいんだ?


「したくないこともない。……何言わせんだ!テメェ、ドコ中だコラァ!」


 ――予定通り、シズカさんがブチ切れましたので、これにて。今後ともよろしう。

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